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2012年3月3日土曜日

ヒューゴの不思議な発明/Hugo



2011年アメリカ映画
監督:マーティン・スコセッシ
上映時間:128分
第84回アカデミー賞受賞作品
撮影賞
美術賞
視覚効果賞
音響編集賞
録音賞

監督の最近の作品は、「ディパーテッド」、「シャッターアイランド」など。
主演の男の子ヒューゴは、エイサ・バターフィールド。最後の方まで気づかなかったけど、前に見た「リトル・ランボー」の子。女の子の方は、クロエ・グレース・モレッツ。「(500)日のサマー」、「キック・アス」、「モースル」など。テレビ番組で彼女を見ると、憎たらしい役やってることが多いけど、この映画では好奇心旺盛な少女の役。
他には、「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマンを演じたクリストファー・リーとか、シャターアイランドに出てたベン・キングズレー。ヒューゴのお父さん役にジュード・ロウ(写ってるのは、ホント10秒ぐらいだけどw。)

Derek’s Movie Review: 8/10(映画館で見よう)

アカデミー賞は5部門受賞で、撮影賞、美術賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞。美術賞と視覚効果賞は観ててわかるけど、後は、そうなんだ〜って感じ。
舞台はパリのリヨン駅なんだけど、パリの街の夜景は本当にキレイ。時代設定が1930年代らしいから、背景はほぼCG。何か思った以上にCGが使われてる。CG好きだから良いんだけど。

作品賞もノミネートで、映画観て分かったんだけど、作品賞受賞した「アーティスト」と伝えたいことが一緒。ただ「アーティスト」の方は、白黒だし、無声だしで、こっちはCGまみれのかなり近代的な映像だから、まぁ負けるわなw。

さらっとあらすじ

リヨン駅で時計屋(駅の時計を動いてる状態に保つ仕事)をしているヒューゴ。一緒に暮らしていた叔父はどこかへ出かけたまま帰って来ないので、ほぼ孤児としての生活。ヒューゴの糧は父親が遺した字を書く壊れたロボットだけだった。亡き父からのメッセージがあると信じているヒューゴはロボットを直そうとする。

最初にも行ったけど、とにかく映像がきれい。ちゃんとディテールも描かれていて、映画を見てる間だけ、パリジャンw。

ストーリーのコアな部分は映画の素晴らしさを伝えている。ヒューゴが出会うイザベル(モレッツ)はおじさんが映画を見せてくれなくて、それを知ったヒューゴは2人で映画館に忍び込んで映画を観せてあげる。その時の映画を見てるイザベルの興奮した顔といったら。子供が純粋に映画を楽しんでるシーンを見てるとなんだか、映画って良い物だなって思う。
映画の途中あたりで、主人公2人が図書館に行って、映画の歴史の本を読むんだけど、一番最初に作られた映画のクリップが出てきたり、白黒の作品や、カラーというかフィルムに色を塗ったやつとか、今ではデジタル上映が多くて、dere9k的にも、そっちの方が好きなんだけど、映画が作られた時代の作品に触れると、感動する(もっと良い言葉があるはずだけど、ボキャブが少なくてすいません。)

といった感じで、全然映画見ない人は、つまらないかも知れないけど、映画好きですって人には絶対見て欲しい作品。あと、子供にも見せたい。

映画の中の英語


今回は、その図書館で映画の本を読んでいる時のセリフ。別にたいした英語じゃないけど、すごく印象に残ったから紹介。

... was one of the first to realize that films had the power to capture dreams.
(wasの前は人の名前が来るけど、スポイラーになるからここでは伏せておきます。)
・・・は、映画には夢をとらえる力があると気づいた最初の一人だった。

films have the power to capture dreamsって何か良いセリフw。

最初、2時間って長いなと思ってたんだけど、あっという間だった。やっぱり夢中になると時間を忘れる。

デレクのどうでもいいけど

上の映画のポスター見てもらえるとわかるけど、ヒューゴが時計の針に捕まって落ちる〜みたいなシーンって、ヒューゴとイザベラが映画館で見ていたシーンと同じなんだよね。タイム/TIMEでも思ったけど、同じようなシーンを最初と最後の方でやる演出の手法って何か名前あるのかしらん?

ヒューゴ役の子、「リトル・ランボー」でも映画作りの作品に出てて、大人になって監督とかやったら良い作品が出きるんじゃないかと勝手に想像するw。

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