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2013年1月28日月曜日

デレクの予告:映画『Olympus Has Fallen』

 デレクが見たい!と思った映画の予告編に勝手に字幕をつけて紹介する「デレクの予告」。今回は、『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督の『Olympus Has Fallen』出演はジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンなど。どうでもいいけど、モーガン・フリーマン映画出すぎじゃないか最近。

 とりあえず映画の予告編をどうぞ。


 映画のタイトルの直訳は「オリンパス堕ちる」だけど、オリンパスはシークレットサービスのコードでホワイトハウスの意味だそうです。あと、書いてて気づいたけど、Olympusの訳は、オリンポス山と(神々の住む)天で、字幕はオリンパスじゃなくて、オリンポスの方が良かったかな。これじゃ、会社名だよ。

 ジェラルド・バトラーが元シークレットサービス/元特殊部隊出身で大統領を救うってことはドラマ『24』の映画版感覚で期待してればいいのかな?

 全米公開は今年3月22日です。

2013年1月20日日曜日

デレクの予告:『RED 2』

 デレクが見たい!と思った映画の予告編に勝手に字幕をつけて紹介する「デレクの予告」。今回は、ディーン・パリソット監督の『Red 2』2010年公開の『Red』の続編ですね。出演は、ブルース・ウィリス、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンなど。


 今回は、予告編の前のティーザー映像。予告編が公開されたら、それにも字幕をつけたいと思います。

 とりあえずティーザーをどうぞ。

 知らなかったけど、原作はコミックだそうです。この映画のおもしろい所は、やっぱりジョン・マルコビッチが演じるキャラ。全米公開は8月なので、日本もそれぐらいに公開されるといいけど。

2013年1月18日金曜日

『ホビット』HRF(ハイヤーフレームレート)

 

前のブログで書いたとおり、先日『ホビット』をHRFの3Dで観てきたので、そのことについて少し。

 IMAX版で鑑賞。本編が始まる前の映画の予告編は特にいつも見慣れた映像。だけど、本編が始まって最初にワーナー・ブラザーズのロゴが出てきた瞬間に、HRFの効果がすぐにわかった。めちゃくちゃ滑らか。まさかこれほどまでとは。滑らかすぎる。通常1秒間に24枚の絵が48枚に増えたわけだから、当たり前といえば当たり前だけど。

 最初は、滑らかすぎて逆に違和感だけど、すぐに目も慣れる。そしてピーター・ジャクソンも言ってたけど、なめらかな3Dだから、映像がすごく自然で見やすい。とくにゴブリン町から脱出するところは、HRFのいい所がすごくわかりやすいシーンだと思う。通常だとカメラはすごく動くし、画面の中に人が多すぎて、ぐちゃぐちゃした感じになってたけど、HRFだと映像がくっきりで見やすい。3時間弱ある本編だけど目の疲れも、それほどなかったし。

 逆にあまりにも自然な映像だから、上空からの撮影でカメラが傾く映像はちょっと酔いそうになった。自分の座席が傾いてるような錯覚。プチアトラクションみたいな。これは乗り物酔いする人だけだと思うけどね。そして実写の3D全般に言えることだけど、残念な点は、画面の一部がCGの部分はどうも浮いてるというか、背景になじまないこと。アベンジャーズ観た時もそう思った。

 次に、HRFで見れる映画が出てきたら、たぶんHRFを選ぶかな。最初は違和感あるけど、目が慣れれば、なめらかでくっきりな映像のほうが見やすいからね。

2013年1月10日木曜日

デレクの予告:『Side Effects』


デレクが見たい!と思った日本未公開映画の予告編に勝手に字幕をつけて紹介する「デレクの予告」今回は、スティーブン・ソダーバーグ監督作品『Side Effects』。

 出演は、チャニング・テイタム、『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、ジュード・ロウ、キャサリー・ゼタ・ジョーンズなどなど。

 とりあえず予告編をどうぞ。

 全米では2月8日公開みたいですね。監督スティーブン・ソダーバーグだし、ジュード・ロウとかチャニング・テイタムでてるから、日本でもすぐ公開されるといいけど。

2013年1月8日火曜日

ニュース:末期症状のスタートレックファンが『イントゥ・ダークネス』のプライベート試写

The Verge』の記事に「末期症状のファンが亡くなる前に『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のプライベート試写(Terminal ill fan received a private screening of 'Star Trek into Darkness' before passing away)」というものがあったので紹介。

 大の映画ファンのダニエル・クラフトさんは、末期の肝臓がんだと診断されていました。(アメリカでは『ホビット 思いがけない冒険』のIMAX上映では本作の前にイントゥ・ダークネスの9分間のプレビューが上映されている)病弱しているクラフトさんには、見に行く事ができず、落胆していました。そこで彼の友達がレディット(ソーシャルニュースサイト)にこのことを載せ、クラフトさんにその9分間のプレビューか願わくば全編を見せてあげたいと書きました

 すると、クラフトの奥さんのものとに電話が。それは監督のJ.J.エイブラムスとプロデューサーのデイモン・リンデルフからでした。後に映画プロデューサーの一人が映画のラフカットが入ったDVDを持ってきて、クラフトさんは秘密保守契約にサインし映画を鑑賞。彼の最後の願いは叶ったのです。クラフトさんの話を載せた友だちのヘンドリックスさんは、追記に「その映画は、映画本来の役目を果たしてくれた。友達が抱えていた問題を2時間ほど忘れさせてくれたのだから。」映画を見終えたクラフトさんは、ベッドに戻り、その数日後、妻と兄弟に見守れて亡くなったそうです。

 まさか監督本人から電話があるとは、夢にも思ってなかったでしょう。J.J.エイブラムスにあまりいいイメージを持ってなかったんだけど(勝手なイメージか)、彼はすごい。話題性とか抜きで、まだ完成前の映画をファンのために見せてあげるなんて、なかなかないよ。
 もし自分が今末期ガンなら、ホビット3部作か、マイティー・ソー2が死ぬ前に見たいです。

映画の予告はこちら

レビュー:LOOPER/ルーパー/Looper


LOOPER/ルーパー/Looper

2012年アメリカ映画
監督:ライアン・ジョンソン
上映時間:118分
ジャンル:SFスリラー

 明けましておめでとうございます。昨年は後半から、あまりアップできなかった反省を生かし、今年はレビュー、デレクの予告をどんどんアップしたいと思うのでよろしくお願いします。

 監督はライアン・ジョンソン。初の長編映画『BRICK ブリック』で主演のジョー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)と一緒に。テレビドラマ『ブレイキング・バッド』の監督も担当。アメリカのドラマってシーズンで監督が固定じゃないけど、どういう仕組なのかしらん。
 
 出演は、ブルース・ウィリス、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、エミリー・ブラント、ジェフ・ダニエルズなどなど。

とりあえず予告編をどうぞ。


さらっとあらすじ
 予告編では、当然細かく説明がないけど、現代かと思ったら、主人公ジョセフ25歳(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)の時代は2044年ですでに30年後の近未来映画。ジョセフはルーパーと呼ばれる殺し屋。ジョセフよりさらに未来では、人それぞれに固有のIDみたいなのがあって、簡単に人を殺して処分したりできない。そこで犯罪組織グループは、殺したい相手をジョセフ達がいる過去にタイムマシンで飛ばす(一応タイムトラベルも違法)。ルーパーは未来からやってきた人を現れた瞬間に撃ち殺して、報酬をもらうというシステム。

 ここまでは予告でわかるけど、彼らがルーパーと呼ばれる理由は、彼らの仕事もいつか契約が切れる。切れたらただ暗殺が終わるのではなく、未来からやってくるのが30年後の自分。未来から現れた人間は両手が縛られ、頭に袋を被せられ、ルーパー側も誰が出てきたかは、わからないし、基本は現れてすぐ殺すし。普段はその人間に銀塊が巻かれていてそれが報酬なんだけど、30年後の自分の場合は金塊で、それで残りの30年を食いなく生きろってこと。

 それで一度ルーパーになれば、未来から30年後の自分がやって来る→殺す→残りの30年を生きる→ルーパーを雇ってる犯罪組織に捕まる→30年前に飛ばされ30年前の自分に殺される→そして30年後の自分を殺した自分がまた30年生きてをループするから、ルーパー。最初の方にその説明があるけど、なるほどってなる。そして30年後の自分だってみすみす殺されるのは嫌だから逃亡試みたりするも犯罪組織に見つかり、ふたりとも殺される。未来から現れた人間を撃ち損なうことはありえないから、共犯として殺される。誰も未来の自分を殺したくはないからわかるけど。

 30年後のジョセフ(ブルース・ウィリス)も過去にやってくるんだけど、他のやつとは様子が違って現れた時にマスクをしてない。それに驚いて気が緩んだすきに、30年後の自分を殺し損ね、反撃され逃げられる。ブルースの目的はブルースの時代で犯罪組織の親玉を幼少期の時に殺して、ループを閉じる(未来の自分を殺すこと)の阻止すること。彼には自分をドラッグ中毒から救ってくれた愛する人がいて、その人を失いたくなかったから。アクション色の強い映画かと思ったけど、ドラマの部分は大きい。

 けっこう重いなと思ったのは、犯罪組織のリーダーが誰か特定できてればよかったんだけど、ある子供3人のなかの1人という。そもそもいくら将来悪の帝王になると言っても子供を殺すっていうのはダークだし。しかも2人は全く無関係の子供なんだから。
 ジョゼフは、ブルースが持ってた3人の子供の居場所が書かれた地図の一部を破り取り、とりあえずその住所に向かう。そこはエミリー・ブラント演じるサラと彼女の子供シドがいる農家だった。ジョゼフにはブルースの計画はどうでもよく、最初は追われてる身だし、いつかここにブルースが来るだろう的な考えだったけど、二人のことを知るにつれ守らないとってなる。

 この映画の面白いところは、未来の自分と一緒に犯罪組織をぶっ潰すアクション映画じゃなくて、自分の愛する人を守るために周りの犠牲をいとわない未来の自分と母親サラと息子シドの守ろうとする現在の自分との戦い+悪の組織という構図。そしてちょっとダークな内容だけど、根本的なテーマは愛ってこと。ブルースは愛する人を守るため、サラとシドは親子愛。しかも結末はたぶん日本人的に納得だし。

 さらに良かった点は、けっこう人が殺される(主に犯罪組織)けど、デレク的に目を隠さないといけないヤバいシーンはなかった。それでいて、間接的に見てる側に何が起こってるか想像させるだけで、実際例えば子供の頭が吹き飛ぶっていうシーンはない。そういう演出はうまい。
 あと2時間という短い間にそれぞれのキャラにスッと感情移入できる点もよかった。

 今年いきなり自分の中でヒットした映画だけど、2つだけ気になる点が。ジョセフがバイクにのって畑を走るシーンは、合成が酷いのと、最初の方にコインなんかを浮かせるるTKと呼ばれる超能力的なくだりがあるけど、ちょっとこじつけ感あるよね。
 どうでもいいけど、ジョセフが年を重ねるシーン。ジョゼフからブルースはちょっと無理があるよ。40歳あたりで急に髪の薄いブルースだから。やっぱり途中で別人だよ。

Derek's Movie Review: 9/10 (映画館で見よう!)

 
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