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2012年2月28日火曜日

TIME/タイム/In TIme



2011年アメリカ映画
監督:アンドリュー・ニコル
上映時間:109分
ジャンル:SF・スリラー

監督の主な作品は、「ガタカ」、「トゥルーマン・ショー」など。
出演は、ジャスティン・ティンバーレイク。最近は、よく俳優として活躍してるね。「ステイ・フレンズ」、「バッド・ティーチャー」とか。ヒロインは、アマンダ・サイフリッド。「ジュリエットからの手紙」、「赤ずきん」など。2人は前に一度共演を果たしている。
他には、バッドマンのスケアクロウを演じた、キリアン・マーフィー。ドラマ、「ホワイト・カラー」のマット・ボマー。「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則 」のジョニー・ガレッキなどなど。何かキャストが結構色んな人が出てる「アイ・アム・ナンバー4」の人も出てるし。

2012年2月27日月曜日

dere9kのどうでもいいけど:第84回アカデミー賞



確か、日本時間の10時半からアカデミー賞授賞式が始まりましたね。ケータイでちょこちょこチェックしていて、作品賞はまだか、まだかと待っていました。
今年の作品賞はもう、みなんさんご存知だと思いますが、「アーティスト」ちょっとノミネート作品を全部網羅していなかったのですが、まさかモノクロ&無声作品があったとわw。何でもハリウッドの黄金時代と恋愛物語を映画いた物らしく、面白そう。
何か予告編を見て、「雨に唄えば」を思い出した。

dere9kがレビューした中でアカデミー賞受賞した作品があるので、それをもう一度紹介。


助演男優賞/Actor In A Supporting Role:クリストファー・プラマー
人生はビギナーズ」で奥さんが死んでから息子にゲイだと告白する父親の役。ちなみにDerek’s Movie Reviewで10/10なのでぜひ見て欲しい。

長編アニメ賞/Animated Feature:「ランゴ
ジョニー・デップが主役のカメレオンの声を担当。自分探しカメレオンの西部劇。

編集賞/Film Editing:「ドラゴン・タトゥーの女
ちょっと怖いサスペンス・ミステリー。

dere9k的には、アーティストとの他に、「ヒューゴの不思議な発明」が見たいです。

2012年2月23日木曜日

ドラゴン・タトゥーの女/The Girl with the Dragon Tattoo



2011年アメリカ映画
監督:デヴィッド・フィンチャー
上映時間:158年
ジャンル:サスペンス・スリラー
第84回アカデミー賞受賞作品
編集賞

出演は、007のダニエル・クレイグ。ヒロインのハッカー役には、 ルーニー・マーラー。デヴィッド・フィンチャー 監督のソーシャル・ネットワークのでてるから、そこで監督に気に入られたのかな。他には、「人生はビギナーズ」からクリストファー・プラマーとERのゴラン・ヴィシュニクの2人。あと、「マイティー・ソー」のステラン・スカルスガンド。映画の舞台がスウェーデンだけど、この人スウェーデン人みたい。

Derek's Movie Review: 8/10(ただし、かなり過激な性描写(レイプシーン)があるから、それも大丈夫なら映画館。それ以外の人はレンタルで見て、問題のシーンは早送りで飛ばそう。)

さらっとあらすじ
スウェーデンの実業家ヘンリックが36年前に失踪した姪のハリエットを殺した犯人を突き止めて欲しいと依頼され記者ミカエルが事件の真実を追究する。

この映画見て思ったこと。もうR-15指定の映画を映画館で見るのはやめようw。あんまり、見る前は気にしてなかったんだけど、心に深いダメージを追ってしまったw。

映画が始まって、オープニングのスタッフロールが始まってすぐに、映画に金かけてるのがわかる。たぶん全部CGのプチストーリーになってて、この映画の雰囲気/テーマがよくわかる演出。このオープニングから、この映画がかなりダークな感じなのが予想できる。

映画は、久しぶりのマジ推理サスペンス。 36年前、一族の誰がハリエットを殺したのか。一族の住む家は島でハリエットが失踪した日、唯一の島への道は、交通事故で封鎖されていた。島の周りの川の流れは緩やかで、川に遺棄すれば、すぐに発見される。と、言った具合で好奇心が爆発する。ただ、自分は人の名前を覚えるのが苦手で、まして数時間で映画の登場人物の名前を記憶するのは不可能。主人公ミカエルは、次から次へ一族の家を訪れて、ハリエットのことを探るから、もう途中から誰が誰だかw。そういう点は、おもしろさ半減だったかもしれない。

記者ミカエルのアシスタントとしてリスベットという女性が出てくるんだけど、凄腕のハッカー。この映画というかストーリーが成立するのもこのハッカーのおかげ。なんか、前にハリソン・フォード主演のファイヤーウォールのパンフに書いてあったけど、結構映画の終盤のハッキングはよくあることらしいw。デジタル社会も大変ですねw。
ただ、若いのに色々苦労してて、まぁ、ソーシャルワーカーにレイプされるのも、その1つ。
何か、この映画って登場人物の気持ちとか、多くを語たらないのに、リスベットがレイプされるシーンは生々しく描写するのは矛盾じゃないかと思いつつも、このハリエット失踪事件に、女性がレイプされて殺される連続殺人事件とも絡んでるから、まずレイプがどんなものか観客に植え付けるのと、リスベットのこれまでの人生では、 ロード・オブ・ザ・リングでフロドが海を渡るように、もう普通の生活はできない、そんな感じの印象をリスベットにもってもらいたかったんだと思う。
映画だとテレビ番組と違って、長くても3時間いかないから、いかに観客が登場人物に感情移入にして、映画への没頭感へ没頭できるかが重要だと自分は思う。
2回ぐらい、マクドナルドのハッピーセット(英語圏ではハッピーミール)が机の上に置いてあるのは、さりげない演出。
映画の最後も何も言わず、切なさだけを残してバイクで去るシーンで、良いエンディングだった。

映画の中の英語


記者ミカエルが、一族の家に聞き込みに行きます。そこでナチス的なおじいちゃんからハリエットの父親がどんな人か聞くシーン。

おじいちゃん;Now, Gottfried - Harriet’s father - was what people used to call, a good-time-Charlie.

good time charlie: 遊び好きの人、道楽者

まぁ、あんまり使わない言葉らしいけどねw。

後半のセックスシーンで、モザイクかかってるのって日本だけなのかな?さすがに、もう1つレーティングあげると観客数が減るよねw。

いきなり話は変わるけど、配給がソニー映画なのに、パソコンは基本Mac。パソコンを使うシーンがけっこうあるけど、デヴィッド・フィンチャーには、ソニーも自社のパソコンを使わせることが、できなかったのね(一台だけソニー製のが出てくるけど。)ただ、カメラとかテレビ(たしか)はソニーだったな。

デレクのどうでもいいけど

もう2週間ぐらい更新してなくて、反省。

2012年2月11日土曜日

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/Extremely Loud and Incredibly Close




2011年アメリカ映画
監督:スティーブン・ダルドリー
上映時間:129分

出演は、トム・ハンクスとサンドラ・ブロック。主人公のオリバーを演じるのは、トーマス・ホーンって子なんだけど、なんでもクイズ番組に出てたのをスカウトされたらしい。それで、あのすごい演技ができるってどうなの?天才子役ってやつですかね。

Derek's Movie Review: 8/10

(映画館でみた方が演出の効果を感じやすい)

さらっとあらすじ

9.11で犠牲になった父親の死が受け入れられないオリバー。ある日、父親の部屋でブラックさんと書かれた封筒の中にある鍵を見つける。オリバーは、その鍵穴の先には、父親の何かがあるのではないかと考え、ニューヨーク中のブラックさんを探す旅を始める。

映画の宣伝では、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックの共演って言ってて、何か2人がメインかのようだけど、実際は、トム・ハンクスは、ほとんど映画に出てこない。最初の方に、ちょろっとでて後は、留守番に録音された声のみ。
主演の子が無名だから、しょうがないけど。

主人公のオリバーはアスパラガー症候群。wikiによると”総合的なIQが知的障害域でないことが多く「知的障害がない自閉症」”、ということ。映画の中でも、すごく頭は良いけど、ちょっと思ったことをストレートに言ってしまうことがあって、お母さんを困らせてる。

ストーリーの進み具合が、すごく上手くて観客の興味を沸かせる方法。9.11が起きた日にお父さんは、ワールドトレードセンターにいて、家に6回電話するんだけど、誰もいなくて留守番電話に。オリバーは事件のせいで、学校を早く返され、お父さんの留守電を聞く。映画の初めの方では、留守電の1回目、2回目しか聞けないけど、映画が進むに連れて、3回目、4回目と、だんだん聞けるようになって、それで6回目の時は・・・みたいな。最後はすごく感動。目がウルってくる。

アスパラガー症候群の演技なんだけど、演出のおかげで上手く表現できてると思う。

映画の最初の方は、微妙かなとおもったんだけど、途中から、向かいのおばあちゃんの家に住んでる間借り人がオリバーと一緒にブラックさん探しに同行し始めてから、けっこう面白くなってくる。間借り人はかなり年で、精神的な問題で話すことができないから、会話はいつもノート。

メインは、鍵に合う鍵穴探すだけだと思っていたら、実は、その間借り人も以外と重要な人物だったりして。

こういう映画って、後半からどう終わるんだろうって考えちゃう。考えてもわかるわけないけど、この映画は上手くまとまってる。ただ、オリバーとお母さんの関係がどうやって上手く行くのかと思ったら、ちょっと調子が良すぎる。驚きの展開だけど、そんなバカなって感じw。

アカデミー賞作品賞ノミネートだし、すごく感動するし、ぜひ映画館で見て欲しい作品。

デレクのどうでもいいけど

字幕で「コミコン」って出てきたけど、普通にわかる人って、そんなに多くないと思うのは俺だけだろうか。
コミコン=コミック・コンベンションの略。行ったことないから、わからないけど、コミック・フェスみたいな感じと思っていれば良いかな。

2012年2月6日月曜日

人生はビギナーズ/Beginners



2010年アメリカ映画
監督:マイク・ミルズ
上映時間:105分
ジャンル:ロマンス、ドラマ
第84回アカデミー賞受賞作品
助演男優賞—クリストファー・プラマー

出演は、ユアン・マクレガー。好きだけど、映画に出過ぎ。今までレビューした作品にたぶん、一番出てる。(ゴーストライターヤギと男と男と壁とフィリップ、きみを愛してる!)どんなスケジュールでやってるんだw。お父さん役に「サウンド・オブ・ミュージック」、「イルマーレ」のクリストファー・プラマー。恋人には、フランスのメラニー・ロラン。

Derek's Movie Review: 10/10(一人で映画館で観て、映画の世界にどっぷり入りたい。そしてBlu-rayで何度も見たい。)

さらっとあさすじ

主人公オリバー(マクレガー)のお母さんが死んでからのお父さん(プラマー)が亡くなるまでの関係と女優のアナ(ロラン)との恋を現在と過去の話が同時に進んで行く。
映画は、いきなりお父さんが自分は十いくつの時からゲイなことをカミングアウトするシーンから始まる。別にお父さんがゲイな事がオリバーは嫌じゃないけど、ずっとゲイだったってことは、お母さんとのことは、愛していなかったのかみたいな疑問が生まれる。それでオリバーが子供の頃のシーンが入ってくる。

2つの過去がフラッシュバックで入ってきても、全然ややこしくない。むしろ普段の生活で過去のこと思い出すことってないけど(たぶん)、例えば、失恋した後だと、色々ランダムに思い出したりして、すごくリアルで、ストーリーに入っていける。

オリバーとアナの恋だけど、これがまた切なくて良い。アナは女優だから家はニューヨークでも撮影のために色んな場所を点々としてる。そのせいか、人と深く付き合うことがない。オリバーともたまに会うだけ。ただ徐々にお互いを大事に思える存在になってきて、オリバーがアナに同居しないかって誘って、アナも了解するんだけど、アナはやっぱりその関係が重すぎたりして。喧嘩になって。なんかすごい泣きそうになったw。

映像がすごく斬新。説明するのが難しいけど、オリバーがお父さんが美術館の館長をしていて、その影響からアーティスト的な仕事をしてるんだけど、例えば、「これが2003年の空」ってナレーションして写真というか、印刷部の空の絵がカットで入る。それにどんどん続いて、2003年の星、大統領、ペットって写真がスライドしていく。それとお父さんの時代の写真もでてきて、同じように空とか、星とか。でも印刷物の絵を見せてるから白黒なわけ。

何かセット感が少ないというか、ハンディカムみたいに、ツーショットでも画面が微妙に動いたり、カメラに向かって(もしくは、後ろから追いかける)俳優が歩いて行ってカメラも同時に動くショットでレールは絶対使えない映像で、何かドキュメンタリー風で良い。

お父さんは、ジャック・ラッセル・テリアの犬を飼ってて死んでからはオリバーが世話してて、その犬がまたかわいい。それに、喋るw。英語をホントに話すわけじゃないけど、犬の顔のアップになって下に犬のセリフの字幕がでる。面白いのは、オリバーはちゃんと犬の気持ちがわかること。

この映画にでてる役者の演技が尋常なく良い。ユアン・マクレガーは特にすごい。演じてますって感じが全くしない。もう目がオリバーの気持ちを全て語っている。

観終わって知ったんだけど、監督マイク・ミルズとお父さんの経験がベースになっているらしい。何か話に重みがあるのは、そのせいかな。

映画の中の英語


今回は、お父さんが入院しているのはみんな知ってるんだけど、ガンと申告されたのを知っているのはオリバーだけ。治療していたんだけど、ガンが転移してもう、どうすることもできないから最後を家で過ごすように言われ、退院する。でもお父さんの友達はそれを知らないから、退院パーティーでみんなに、こういう。

友達:You look wonderful.
お父さん:I’m turning the corner on this thing.

turn the corner: 危機を脱する

友達の「元気そうだ」に対して、「危機を脱した」と嘘をつきます。
ちょこちょこクスっと笑えることこもあって、悲しくて、切なくて、色んな愛があって、今年間違いなく見るべき映画の1つ。

2012年2月3日金曜日

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬/Johnny English Reborn




2011年イギリス映画
監督:オリバー・パーカー
ジャンル:アクション・コメディー

オリバー・パーカー監督の作品は10本ぐらいあるけど、日本で有名なのはないみたい。主演は、Mr. ビーンのローワン・アトキンソン。

Derek’s Movie Review: 6/10(レンタルで良いかな)


さらっとあらすじ

前作、ジョニー・イングリッシュの続編。スパイ・コメディーですね。(さらっとすぎるかw)

前作がもう8年前だから、覚えてないけど、1作目のほうが面白かった気がする。笑える所はけっこうあるけど、ほとんどが、気まずい、恥ずかしい感じの笑い。
殺し屋で中国人のおばあちゃんが出てくるんだけど、イングリッシュが、そのおばあちゃんを捕まえたと思ったら、上司のお母さんで、上司の前で、そのお母さんをトレーで叩いたりしてw。(けっこう、そのネタ最後まで引っ張るし)

一応スパイ映画だけど、あまりスパイ要素は、少ない。ちょっとスパイ道具が出てきたり、ハイテクカーが出てきたけど、ストーリーも浅くて、内容を求めてはいけない映画。

結構気になったのが、東芝(TOSHIBA)の文字。スパイ組織のMI-7のスポンサーが東芝って設定みたいで東芝の文字がドーン!みたいな。しかも、受付の人もトーシバってめっちゃ言ってた。この映画のスポンサーが東芝だろ!と思ってしまった。

うーん、Mr. ビーンが好きな人は映画館で見ても良いと思う。コメディーが見たいだけならレンタルでw。

映画の中の英語


今回の映画では、3つの鍵を集めるのがメインなんだけど、その1つを謎のアジア人に奪われ、イングリッシュが追いかける。その男がボートで海に逃げるから、イングリッシュはクルーザーを借りて、その男を追いかけている途中、その船の一人に言われたセリフ。

What’s your poison?:(お酒)何を飲む?

何か、このpoisonって前に言ったようなきがするけど、まぁいいかw。お酒は体的に毒だから、何となく通じるかな。

デレクのどうでもいいけど

アカデミー賞作品賞ノミネートの「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の試写会のチケットをゲットしたので、来週木曜日に、レビューをアップできればと思いますw。

この映画の邦題は良いと思う。気休めの報酬=慰めの報酬=007=スパイってなるしw。
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