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2012年6月16日土曜日

崖っぷちの男/Man on a Ledge





崖っぷちの男/Man on a Ledge

2012年アメリカ映画
監督:アスガー・レス
上映時間:102分
ジャンル:スリラー


監督アスガー・レスはこの映画が初の映画監督作品で、前に、ドキュメンタリー映画の監督を。出演は、「アバター」、「タイタンの逆襲」のサム・ワーシントン。「スリーデイズ」のエリザベス・バンクスなど

さらっとあらすじ

ニューヨークのルーズベルトホテルの最上階の部屋で、元警官で脱走犯のニック(サム・ワーシントン)が飛び降り自殺をしようとする。彼はダイヤモンド王から巨大なダイヤモンドを盗んだ罪で、逮捕されたけど、ニックは無実でそのダイヤモンド王の保険金詐欺と主張していた。無実を証明するために、ニックは飛び降り自殺するとみせかけて警察の注意をホテルに向けさせ、そのホテルの向かいにあるダイヤモンド王の金庫を彼の弟ジョーイとその彼女に侵入させ、盗まれたはずのダイヤを本当に盗もうとする。

映画の最初で、ニックが刑務所に入ってる所や、脱走するシーンから始まるから、この男は誰で、彼の目的は何なんだみたいなのを観客に予想させる系の映画ではない。

結論から言って、中々面白かったと思う。もう使い古された演出で、あの金庫に侵入するシーンとか、飛び降りると見せかけて飛び降りないとか、実は警察官もグルだったみたいな。しかも顔からして、最初から怪しい人いる、みたいなw。久しぶりに、スーパースッキリというか、後腐れゼロの終わり方。こういう映画って最近は少ないから何か逆に新鮮。

あと、コリン・ファレルの「フォーン・ブース」や「[リミット]」とかと違って場所がホテルだけじゃないから、退屈しないし。

何かこれは、デレクだけどと思うけど、サム・ワーシントンがどうもニューヨークの風景に馴染んでないというか、SFとかファンタジー映画でしか彼を見た事ないから(普通の映画にもちゃんと出演してるけど)、なんか違和感w。やられたら黙ってない感は、あるからそこは、ぴったりだけどね。

あと、弟ジョーイの彼女役で出てるジェネシス・ロドリゲスは、かわいいw。




Derek’s Movie Review: 8/10

休みの日に映画館で見たら気分スッキリ。

2012年6月12日火曜日

スノーホワイト/Snow White & the Huntsman




スノーワイト/Snow White & the Huntsman

2012年アメリカ映画
監督:ルパート・サンダース
上映時間:127分
ジャンル:ファンタジー、アクション

イギリス人のサンダースはこの映画が初の映画監督作品で、主にコマーシャルや短編映画の監督などを主に行ってきた。
出演は、白雪姫役に「トワイライト」のクリステン・スチュワート。邪悪な女王にシャリーズ・セロン(「ヤング ≒アダルト」、「ザ・ロード」など)、猟師に「マイティー・ソー」のクリス・へムズワース。王子役は「パイレーツ4」のサム・クラフリン。
7人の小人には、色々な俳優が起用されてるけど、やっぱり一番は、ニック・フロスト。まさか、ニック・フロストがいるとはw。彼が一番最後のキャスト入りらしいけど。




さらっとあらすじ

まぁ、基本的に普通の白雪姫の話と同じだけど、かなりダーク。
自分の中で白雪姫の話で、映画を見るまでは、映画のタイトルと反して、狩人がいた記憶がないw。それに、邦題では、わからないけど、王子より、狩人の方が白雪姫との関係が深い感じ。

キャスティングだけど、デレク的にはかなり良いw。ほんとこれ以上に役にマッチした俳優はいないんじゃないだろうかw。クリステン・スチュワートはきれいだし、白くて、純粋そうだし、クリス(ヘムズワース)は、かっこいいしw。シャリーズ・セロンは、ホントに邪悪、イーブルw。しかも、シャリーズ・セロンってホントにキレイだから美を追求する女王の役もあってるし。

けっこう始めからダークで、悪い女王が王様をダガーか何かで心臓ぐさりだし、鳥の心臓食べるシーンもあるし。若いの女の子の生気を吸い取ったり。村が情け容赦なく焼き払われたり。まぁ、ダークではあるけど、目をつぶるようなキモいシーンは、なかったと思う。

ファンタジー映画で、トロールや、森の妖精、なんかも出てくるし、王子はもちろん、毒リンゴのシーンもあるけど、雰囲気としては、西洋の歴史映画。キング・アーサーとか、そんな感じ。個人的には、白雪姫側に何かしらの魔法キャラがあっても、いいかなとw。CGまみれの戦いと思って見に行くと、ちょっとがっかりかもしれない。

本作の邪悪な王女の作り出す、黒の魔法の兵士みたいなのが、個人的には、ダイレクトヒットw。あのCGはすごい。あの黒いガラス/プラスチックの表現はありえないぐらいリアル。

このスノーホワイトは、3部作になるらしいけど、いったいどう続くのだろうかw。

デレク的には、クリスが好きだから、狩人の過去とかキャラ表現がちゃんと描写されてたのは、良かったけど、白雪姫と出会ってすぐ唐突に身の守り方と教えたのは、余計だったかもw。何かオチがばれるw。
あと、毒リンゴを食べて眠りに落ちる白雪姫を目覚めさせたのは、どっちだ?というのもあるし。

デレク的には、西洋の歴史映画風の映画って苦手なジャンルだけど、テンポ良くイベントが発生するから、退屈にならない。映画館で見て欲しい作品。

Derek’s Movie Review: 7/10

デレクのどうでもいいけど

このスノーホワイトが記念すべき映画レビュー100作品目。いやぁ、めでたいめでたいw。

さらに、どうでもいいけど、ニック・フロストの映画のインタビューで毎日メイクに6時間かかるし、毎日バリカンで頭を剃ったらしいので、やっぱりこういう映画は役者的にも大変だねw。

2012年6月8日金曜日

ムーンライズ・キングダム/Moonrise Kingdom




ムーンライズ・キングダム/Moonrise Kingdom

2012アメリカ映画
監督:ウェス・アンダーソン
上映時間:94分
ジャンル:ドラマ
日本公開:2013年春

監督の主な作品は、「ダージリン急行」、「ファンタスティック Mr.FOX」など。出演は、ウェス・アンダーソンの映画でおなじみの、ビル・マーレー、ジェイソン・シュワルツマン。その他に、ブルース・ウィリス、「幻影師アイゼンハイム」のエドワード・ノートンなど、キャスティングはかなり豪華。

日本の公開が来年の春って、遠すぎじゃない?なんで?w

あと、試写会で見るつもりだったけど、予想以上に人が多くて、1時間前じゃだめだった。公開館数あたりの興行収入の記録を塗り替えたとかで、やっぱりもっと早く行けば良かった。まあ、試写会って言っても公開の前日だったし、普通に次の日に見に行ったw。



さらっとあらすじ

1960年代のある島を舞台に、ボーイスカウトの男の子と女の子が駆け落ち/愛の逃避行をし、女の子の両親や、ボーイスカウトの部隊が2人を追う。

とにかく映像がカラフルできれい。ただ、鮮やかって言うより、やんわりした水彩絵の具みたいな感じ。しかも、カメラワークが何か横!まぁ、みてもらえばわかるけど、カメラが真横に動いて、紙芝居みたいで、それだけで、やわらかくて暖かい感じで、ウェス・アンダーソンの前作の狐の映画の実写版みたいな、そんな印象。

それで、主役のサムはランディ(エドワート・ノートン)が率いるボーイスカウトに入ってる。ある朝、朝食の席にサムだけがいないから、彼のテントに行っていると、いなくて、そこには、置き手紙が。もう辞めますみたいなことが書いてあって、とりあえずみんなで、捜索。一応、島のシャープ保安官(ブルース・ウィリス)に連絡して、一緒に捜索してもらうことに。
そのころ、ビッショプ家(お父さんは、ビル・マーレー)でも、娘のスージーも何度読んでもご飯に来なくて、部屋に行くといないみたいな。それで、3人の小さい息子達に聞くと、レコード・プレーヤーを借りて、どっか行ったとか言って。それで、シャープ保安官に連絡。ビッショプ家の奥さん、ローラは何かシャープ保安官と親しげ、実はちょっと不倫関係にあったりして、またこれが色々ドラマになるんだけど。それで、ローラがスージーの部屋で手紙の束を見つけて、それが、ボーイスカウトのサムとのやり取りで、2人が落ち合うことが分かって、両親や、保安官、ボーイスカウトのチームが2人を追う。

けっこう、細かい笑いがたくさんあって、結構終始、くすくすしちゃう内容。最初の、ボーイスカウトの朝の点呼というか、朝の準備みたいなのは笑える。ツリーハウスの高さが高すぎたり、サムのテントのジッパーが裏返しでしてあったり。

それで、ユームアであふれてる映画だけど、ちょっと悲しい要素も含んでて、サムの両親は実は死んでて、今は里親の所で育てられてるんだけど、サムがちょっと変わってて、保安官がサムの家に電話した時に、もう家では預かれないみたいなことを言われてしまう。それで、ソーシャル・ワーカーに電話して、保安官がサムはこれから、どうなるのかみたいなことを聞くと、こっちで預かると言ってつまり孤児院で、子供達が、牢屋みたいな所にいる写真とか電気ショックの映像とか挿入されて、保安官は断固反対。それでも、とりあえずソーシャル・ワーカーの人がそちらに行きます、みたいな。

エドワード・ノートン見るの何だか久しぶりだけど、やっぱり良い俳優。サムとボートで話すシーンは、ホント心にジーンとくる。やっぱり目が良い。目で演技できる俳優は、やっぱり人の心を動かせる。
そして、クライマックスのシーンはホントに、ドキドキで、不安でどうにかなりそうだったわw。ほとんど真っ暗だし、ブルース・ウィリスが出てるから、微妙にシン・シティを彷彿させる感じで、ちょっと怖かった。

どうでもいいけど、特に映画の中で重要なポジションがじゃないビッショプ家の3人の子供がかわいすぎるw。いつも何か3人真ん中で集まって、何かしてて、みんなどんだけかわいいんだ。どこから連れてきたのか知らん。

サムとスージー、ビッショプ夫妻と保安官、ランディとボーイスカウトとか、キャラクターがそれぞれにストーリーがあるアンサンブル映画で、ユーモアと暖かさを持ち合わせながら、ちょっと暗くて悲しい感じや、クライマックスは緊張と衝撃のある作品。

間違いなく自分の好きな映画と言える作品。多くの人に見てもらいたい。

この映画でわかったけど、ウェス・アンダーソンは、デレクの好きな監督。前の二つも良かったし、まだ見てない映画も時間があったら観ようw。

Derek’s Movie Review: 10/10(何回でも見たい)

デレクのどうでもいいけど

この映画のレビューで今までのテレビとか含めて101回目。映画だけだと、99回目。ちょっと見落としてて、ちょうどこの映画がレビュー100回目にしたかったけど、テレビの方にレビューのタグがついてないし、映画のレビューとガジェットのレビューを分けるかと言う問題もあるしで、まぁいいかw。

まぁ、それにしても、こんな無茶苦茶な感じだけど、100回も続いて、自分でもビックリ。これからも、書き続けていくのでよろしくお願いします。

近々アーカイブのページも作ろうと考えています。

2012年6月5日火曜日

デレクの予告:Indie Game: The Movie




デレクの予告:Indie Game: The Movie

2012年アメリカ映画(たぶん)
監督:ジェームズ・スワースキー、リサーン・パジョット
上映時間:96分
ジャンル:ドキュメンタリー



今回のデレクの予告はインディーズゲームの開発者をテーマにしたドキュメンタリー映画。昔は、よく環境をテーマにしたドキュメンタリーとかよく見てたけど最近は、全然見てないな。

監督は、カナダ人で2人とも、これが処女作品。

たまたまだけど、明日から三日間、ロサンゼルスで世界最大のゲーム見本市E3も開催される事だし、ちょっとタイムリーw。ソニーからPS4の発表でもないかしらんと密かに期待してるw。

それで、この映画で出てくるインディーズ・ゲームが3本。

1つ目は、オオカミヘッドのフィル・フィッシュの「Fez」横スクロールのプラットフォームゲームだけど、ステージが3Dで回転させて、キューブの破片を集める。Xboxのみで、体験版をやったんだけど、ちょっと頭使う感じで、最初は戸惑ったけど、慣れると中々おもしろい。それに、Fezも何かかわいらしいしw。

2つ目は、坊主のジョナサン・ブローの「Braid」マリオに時間操作を加えたゲーム。PC、Mac、プレステ、Xboxで遊べて、体験版もあるので、興味がある人はやってみると良いけど、デレクは頭悪いから何か難しいw。

それで、最後は、エドモンド・マクミランとトミー・リフェンスの「Super Meat Boy

どれも、メジャーゲームにはない、ユニークな作品でおもしろそう。日本で発売されてるか不明だけど、英語でも大丈夫かと思います。

映画はアメリカで現在公開中。iTunesやSteamなどで予約受付中。たったの10ドル。映画館で6ドルだから、どっちで観るか悩ましいw。2回以上見たら得だけど、2回観るかしらんw。

映画の中の英語

今回は、メガネの人がバーにいるときのセリフ。

フィル・フィッシュ:I am on the line. me like my name and my career.
on the line:懸けて、危険にさらされて

まぁ、文字通りひもの上で、落ちたら死ぬし、渡り終えたら大成功だしみたいな、そんな感じの状況に使って下さいw。

デレクの邦題

日本公開未定なので、勝手に邦題を考える。これは、シンプルに「インディーズ・ゲーム THE MOVIE」何かが良いんじゃないかと思う。良いアイデアがあればツイートして下さい。

2012年6月1日金曜日

High School



High School

2010年アメリカ映画
監督:ジョン・ストールバーグJr
上映時間:93分
ジャンル:コメディ

長編映画は本作が初みたい。出演は、「戦場のピアニスト」、「ダージリン急行」のエイドリアン・ブロディ。「ファンタスティック・フォー」の石の人のマイケル・チクリス。主人公の2人の高校生役に「13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ」のショーン・マークエットと「アドベンチャーランドへようこそ」のマット・ブッシュ。

さらっとあらすじ

いつもハイのトラヴィスと学校一の優等生のヘンリーが学校で行われるマリファナ検査を妨害するために、学校全体をハイにさせるというものw。

さらさら過ぎたかなw。ヘンリー達が通う高校の代表で出ていた女の子がスペルコンテストの最中にマリファナ吸って、問題になったのと、生徒の学力が低下しているとこを危惧した校長は、何か対策を考えていた。それである日、居残りをきっかけに昔は友達だった2人は、タイムボックスを埋めたツリーハウスに行く事に。いつも吸ってるトラヴィスは当然、そこでも吸って、ヘンリーは吸った事がなかったから、トラヴィスが勧めて吸う事に。そして、その後に、校長が、マリファナ対策のために次の日、全校生徒の尿を検査し、不合格の生徒は、退学処分にすると発表したもんだから、MITの奨学金を手にしていたヘンリーはパニックに。トラヴィスの所に言って、責めると、明日は、ベイカリーデーだから、マリファナケーキを全員に食べさせて、生徒全員を不合格にしてやれという話w。

まぁ、それでどっからそんな大量のマリファナをゲットするかって話になって、近所のドラッグディーラー(エイドリアン・ブロディ)から彼が作っている強烈なヤツを盗む事にw。

それで、ブロディが演じるドラッグディーラーのぶっ飛び様がすごい。彼が出てる作品そんなに見たい事ないけど、何か今までイメージが壊れるすごいキャラw。右目の下まぶたがいつもピク付いてるしw
それでまぁ、マリファナケーキ作って、普通のと交換して学校中の人間に食べさせるとに成功するんだけど、ケーキ作ってる最中にトラヴィスがマリファナ入れすぎちゃって、みんなぶっ飛んじゃって大変なことに。

あと校長だけど、石の人のイメージ強すぎるのか、カツラのせいか、どう見ても、違う人だと思うけどw。

マリファナテーマの映画ってあると思うけど(ぱっと思いつくのは「スモーキング・ハイ」)学校中がハイになる映画はこれが初なんじゃないかと思うw。

主人公高校生だし、話からして徹底的にコメディーかなと思ったら、ちょっとドラマの要素もあって、ヘンリーがちょっとよそよそしいのは、お父さんがお母さんと別れたせいとか、トラヴィスが結構良い事言うしで、なかなか良かったと思う。

ただ、下ネタというか下劣なネタが半端ないから、それが笑えないとこの映画はダメw。もう初っ端から、そのスペルコンテストに出てた中国人の女のコの名前がPhucで発音がfuckっていう。それで、もうPhuc連呼w。

たぶん日本で劇場公開はされないと思うけど、DVDでたらレンタルしてみて下さいw。

Derek’s Movie Review:7/10

デレクのどうでもいいけど
これ試写会で見たんだけど、今日も「ムーンライズ・キングダム」の試写会あって、まじで楽しみ。アメリカの試写会って、全部が全部じゃないけど、とりあえず席埋めるために席以上のチケット配るみたいで、チケットあっても先着順みたいな。メンインブラック3は、映画館着いた時には、長蛇の列で、普通に諦めたし。ハリウッド超大作だと危ないけど、これは大丈夫だと思う。
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