先日ソニーから2012年モデルの末尾50モデルが発表になりましたね。進化した超解像や、インパルスモードを搭載し、より映像をくっきり、なめらかにしてくれるそう。
ただ、最高画質のフラッグシップモデルや、今回レビューするスタンダードモデルはモデルアップはなかった。
「スマート高画質」(最近は、なんでもスマートって付ければ良いと思ってw)をキャッチフレーズにして、ソニー好きとしては、がんばってほしい。
今回のレビューはもう一年前に発売されたモデルになるが、テレビの値下がり率は著しく、kakaku.com調べによると初値は、143,466円でデレクは大手家電量販店で40,500円で買ったので、10万円近く安くかえたことになる。
機械物って結局次から次に良い商品がでてきて、良い物を長く使うより、ギークにとっては新しい商品が欲しくなってしまう。だから、安い物を買った方が、買い替えやすいw。
安いものと言っても、テレビを買う時の基準だったのが、
32インチ以上
LED液晶
フルHD
3D機能
録画機能
このの基準を満たしていて、かなりお手頃だったのが、ソニーの32EX720。しかも今ならハリー・ポッター死の秘宝PART2の2D&3Dのブルーレイも付いててお得w。
同じモデルで40インチでも良かったし、1つ上のモデルHX720でも良かったんだけど、やっぱり値段が1、2万上がるし、ソニーの3Dテレビはメガネが同梱されてなくて、メガネだけでも、5,000円ぐらいするから、やっぱり32インチに。
2、3週間使用したレポート。
細かい仕様や、機能何かは、ホームページを見てw。
開封
液晶パネルのLEDは画面の上下にしかないので画面は、信じられないぐらい薄い。箱形ブラウン管テレビから、液晶になった時ぐらいの感動。なので、テレビが入っていた箱も薄くてエコw。
液晶パネルとスタンドは組み立てが必要。家電屋さんが、やってくれるけど、ここは自分でやる。あらかじめ用意しておくものは、ドライバーだけで、六角レンチも入ってる。
組み立てはスタンドを取り付けるだけだから、10分ぐらいしか、かからなかった。
人差し指と中指を合わせたぐらいの厚み。
画質
画質は、なんて表現したら良いか難しいねw。パネルはハーフグレアみたいで、映り込みはあるけど、鏡のようではない。気になりはしないけど、自分が写っているのはわかる程度。
エッジ型LEDのおかげか、コントラストは高い。プラズマやバックライト制御してるやつに比べたら漆黒ってわけにはいかないんだろうけど、十分黒は黒い。このコントラストで何の問題もない。
映像は、32インチでフルHDなので高精細。映像も結局、画質調整で自分好みに変えれば良い。「スタンダード」、「ダイナミック」「カスタム」の3つの画質が選べる。
テレビ番組や、DVD、ゲームのように、内容によって画質モードが自動で変わる「シーンセレクト」も便利。
パソコンをつなげた時も「グラフィック」モードがあって、文字が見やすくなるし。
本機は、超解像「X-Reality」を搭載していて、簡単に言うと画像をキレイにしてくれる。テレビを見てて思うのが、ノイズがないw。古い番組や、低い画質のyoutubeなんかだと、そりゃノイズはのるけど、かなり見やすくなる。
倍速にかんしては、倍速駆動パネルと「モーションフロー240」なので、くっきりなめらかにしてくれる。けど、個人的には、なめらかな映像よりカクカク(言い方が悪いかw)してたほうが、好きだからモーションフロー機能はOFFか標準にしてる。それに完璧な機能じゃなくて、機能を「スムース」にすると、テレビの右上か左上のテレビ局のマークがちょくちょくブレブレして気になるw。「クリア」か「クリアプラス」にすると、かなりくっきりするけど、画面は明るい方が好きだし、動きの速いスポーツの映像とかは、見ないから使わない機能w。
テレビを見てる時は、気にならないけど、入力切換えで見る、映像はすこし、残像感がある。見てる映像の画質が低いからなのか、どうかわからないけど暗いシーンだと、個人的には少し気になるかな。
音質
よく液晶テレビのレビューで音質はよくないとか、別のスピーカー付けてるとか、書いてあるけど、個人的には、良好。このテレビで音楽鑑賞できるって意味じゃなく、テレビを見るのに適してる。声がすごく聞きやすい。
ただ、低音は全然ないから、ドンドンしたのが好きな人は、スピーカーを付けたほうがいいかも。
音質の設定で仮想サラウンドにする機能はあるけど、音がカスカスになるだけだから、そこに期待はしない。
録画機能
録画機能には、がっかり。チューナーは1つしかないから、録画中は番組を変えれないのは、わかってたけど、 ほんとに、録画できるだけの、かなりおまけ機能。
最初に、新しく外付けのHDDを付けて、録画で使える様にフォーマットをどこでしていいのかわからず、かなり探したしw。
録画予約する時、自動で次回の番組を予約するのがかなり面倒。一回こっきりの映画や、特集番組なら良いけど、毎週やる番組だと、予約画面までいって、選択肢の中から、水曜日なら毎週(水)の選択肢を選んで録画。番組で予約するってよりかは、チャンネルと時間で予約してる。だから、野球や何かで番組がずれた時は、ちゃんと録れていない。
しかも毎週録りにすると番組名が不明になるのは謎w。
録画中に、他の録画番組や、録画してる番組を頭から見れるけど、ホームボタンを押すと画面が真っ暗になるのは、なぜ?
最後に、めんどくさいのは、番組を複数選択して、削除できない。まとめて消したいんですけどw。
まぁ、ソニーもレコーダーは主要な商品だから、レコーダーいらねってなっても困るのはわかるけど。録画機能が付いてるのに、リモコンに直接、録画番組にアクセスできるボタンがないは、ちょっとねぇ。
ネットチャンネル
本機を有線もしくは、別売りの無線機をインターネットに繋ぐと、Youtubeや3D映像を無料で見れる3D Experience、映画やドラマが見れる、Hulu、アクトビラ、TSUTAYA TVにアクセスして、放送されてるテレビ番組を見る以上のことができる。Youtubeを見れるのは、最初便利かなと思ったんだけど、文字入力がネックで、もう使っていない。無線でインターネットに繋げばアンドロイドやiPhoneがリモコンになるアプリがあって、文字入力もしやすいけど、このスタンダードモデルでは、無線は別売り、新たに8,000円近く払ってまで、使いたい機能とは、思えない。
「アプリキャスト」を使って、FacebookやTwitterをテレビで、できるけど、デレクはそこまで、使わないから、ながら見することもない。
ツイートや、コメントするならiPhone使った方が早いし。
Skypeもできるけど、カメラマイクは別売りで、これもいらないでしょう。
ネットチャンネルで使えると思うのは、Hulu(月額1,480円で映画やドラマが見放題のサービス)と3D Experienceぐらい。
ただし、録画中は、ネットチャンネルは全て使えなくなる。
その他
番組表は、かなり使いやすい。リモコンの番組表ボタンを押すとまず、2時間分の表が出てきて、もう一度押すと、9チャンネル6時間分でて、起動もはやくて、ストレスなく使える。
リモコンは、赤外線と無線で通信するからリモコンをテレビに向けなくていいのは、便利(つい向けちゃうけどw。)でも、リモコンはちょっと長過ぎないだろうか?個人的には、前の長方形の方が持ちやすい。
テレビの画面の向きを左右に少し動かせるのと、上に数度あげれるのは、マイナーだけど、以外と便利。
別の部屋のインターネットに繋がったレコーダーにアクセスして、録画番組が見れるらしいけど、その機能ができるレコーダーがないから試せない。
テレビにUSBを差し込むところがあって、写真、音楽、動画を見れるけど、それも試してないし、使う事もないでしょうw。
最後に、もともと3Dのゲームがしたくて3D機能が付いてるテレビを買ったわけだけど、毎年1月ラスベガスで行われる、家電見本市CESで、新しい3Dメガネが発表されちゃって。今までの3Dメガネは、ごっついんだけど、新しい3D メガネTDG-BR750はすごくかっこよくて、スリム。それに重さもたったの34グラムw。
今回の新しいテレビのモデルの発表の時に、この3Dメガネのこともわかると思ったんだけど、メガネのことは、ノータッチだった。どうせ買うならこれが欲しい。
とりあえず3Dはお預けで。夏までには出るはず。
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