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2012年1月19日木曜日

リトル・ランボーズ/Son of Rambow




2007年イギリス・フランス映画
監督:ガース・ジェニングス
上映時間:96分
ジャンル:コメディ・ドラマ

監督の主な作品は「銀河ヒッチハイク・ガイド」。前回、紹介した映画、「ホット・ファズ」の最初の方に出てきたマーティン・フリーマンが主演のSF映画。

今回の映画は子供が主役のコメディ・ドラマ。主役の2人はビル・ミルナー(右)とウィル・ポールター(左)。ビルは「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」でマグニートの子供時代を演じてた(全然、覚えてないw。)ウィルは、ナルニア3作目で意地悪な子供をやってる。

特にハリウッドスター的な人(イギリス映画だけどども)は出てないから変な先入観なしでみれるのは良い事。ただ、何の映画でウィルを見たか思い出せなかったから、見てる間ずっともどかしかったw。

Derek's Movie Review 9/10(かならず見るべし)


さらっとあらすじ

ウィル・プラウドフット(ビル・ミルナー)とリー・カーター(ウィル・ポールター)が映画コンテストに出すためにランボーの息子というストーリーで自主制作の映画を作る。
ウィルは結構静かな子で、絵を描くのが好きで、ノートや本に白い所がなくなるぐらい描いてる。ウィルの家族は何かの宗教をやってて、アーミッシュみたいに素朴な生活というか、明かりとしての電気は使うけど、テレビやラジオ見る事を禁じている。だから学校の授業でビデオを見る時はウィルだけ、教室の外に行って終わるの待ってるぐらい。

一方のリーは、もう究極の悪ガキで、もう万引きとか、自転車泥棒とか。
それで、ウィルはビデオを見れないから教室の外で待ってるとちょうど、リーは何かやって教室の外に放り出されて、そこで2人は出会うわけ。
もともとリーは、そのコンテストのために映画を作ってたんだけど、一人じゃ撮れないシーンがあるから、ウィルを騙して無理矢理、映画製作を手伝わせるわけ。
撮った映像を編集する時にウィルは、映画ランボーを目にする。(リーが自分の映画に使うために映画館で盗撮した素材w。)今までテレビや映画なんか見た事ないウィルにとっては衝撃的なもので、ランボー、そして映画作りに夢中になっていく。

何か久しぶりに自分好みの映画を見た気がする。すごく良い。雰囲気は「僕らのミライへ逆回転」に似てると思う。
ウィルとリーが映画を一緒に作っていくうちに、最初、リーは、ただ映画を完成させるためにウィルを利用してたんだけど、だんだん友情が芽生えて。でも、フランスからのスター的な存在の交換留学生が映画作りに参加したいってなって、だんだん映画作りに関わる人が多くなって、いつのまにかウィルとリーの映画がウィルとそのフランス人の映画になっちゃって。リーがのけ者にされて、何かかわいそうなリーみたいな。それでもやっぱり、2人の絆は切れずにいて、最後はけっこう感動する。

テレビの設定のせいかどうか、わからないけど、結構色のコントラスト高くて、キレイな映像だし、子供を主役にした映画だから、たまに自分が見てる景色に頭の中の想像をアニメにして重ねるシーンがあって。自分的には良かった。絵描くのが好きな子っぽい演出。

あと、リーの家の倉庫みたいな所の電気のつき方というか、光の感じが、この監督の次の作品の「銀河ヒッチハイク・ガイド」のワンシーンに似てるし、ウィルのおばあちゃんがその映画に出てくる何か黒くてでかい宇宙人に見えるのは自分だけだろうかw。

映画の中の英語

今回はリーとウィルが校長先生の部屋に呼びだされ、部屋の前で待っているシーン。リーは、前に呼び足された時は拷問されたと、気弱なウィルに嘘をつき、身代わりになるから時計を寄越せと騙そうとしている。

リー:
Oh yeah. The last time she tortured me, I could barely stand up for a week. Pain like you'd never believe. Doctor said they might have to amputate it off.

amputate: (手足)を切断する

前は、拷問された。一週間ろくに立つ事もできなかたっぜ。想像を絶する痛みで、医者は切断しないといけないかもって。

まぁ、めったに使う事はないでしょうw。

他には、よくskillとかskillsってリーが言うんだけど、これはちょっと昔のスラングみたいで今で言うsweetみたいなやつで、やばいとか、すごいとか意味かと。

ちなみに英語のタイトルSon of Rambowだけど、ランボーのスペルはRambowでwはいらない。映画の中でも指摘するセリフがあるw。
久しぶりに長々と書いてしまった。とりあえず、それだけ自分の中では良かったいうことかな。

1つだけ、腑に落ちないと思ったのはリーの兄弟の関係で、なんか2人の関係が良くなるのが急すぎると言うか、ちょっと盛り込み過ぎ感がある気がする。

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