デレクの独断と偏見で勝手に映画レビュー。洋画復興を目指してますw。
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2011年9月20日火曜日
デレクのガジェット:ヘッドマウントディスプレイ、HMZ-T1 レビュー
この前、ソニーから発表があったへッドマウンテンディスプレイ、HMZ-T1。ちょうどテレビが欲しいなと思っていた時に、この製品の発表をうけてガジェット好き、映画好きには体験せずにはいられないw。ソニーストアで体験できるということで、ソニーストア 名古屋に足を運んだ。
基本スペックをさらっと、紹介。
ディスプレイには、画素数1280x720のハイビジョン有機ELパネルを二つ。3Dに対応していて、それぞれのディスプレイに違う映像を表示できるため3Dテレビなどで見られるクロストーク(画像が二重に見える現象)が全くない。仮想画面サイズは750インチ相当の画面。
このHMZ-T1には、ヘッドホンもついており5.1チャンネルの仮想サラウンドを楽しめる。まさにパーソナル映画館。
いよいよ、待ちに待ったヘッドマウントディスプレイ。第一印象は、見た目はそんなに大きくないということ。そして、頭にかぶるイメージを持っていたけど、例えると水中メガネをかけるかのように、頭に装着する。
自分はメガネをかけているんだけど、メガネの上からでも大丈夫。ヘッドホンの角度も稼働可能で、付けた後で自分の耳の位置に合わせれば良い。
見た目に比べて、重さは少しある。ソニーの仕様によると420gと500mlペットボトルよりは軽いものの、全ての重量が頭の前にあるため、前屈みの姿勢になると少し重いw。ゲーム、グランツーリスモ5をソファで、スパイダーマンの予告を立ち見で見た。それぞれ5分ぐらい装着していたと思うが、これが例えば2時間弱の映画だったら、正直疲れると思う。間違いなく背もたれが頭ぐらいまであるソファーに座って、頭を20°ぐらい上げていれば、大丈夫だとは思うけど、どうだろう。
次は、肝心のどう見えるか。画面サイズ、3D、映像の3点にフォーカス。
来年夏公開のスパイダーマンの予告は3D映像で、まず、となりにいるエンジニアさんがメガネ(ディスプレイ)の下にあるスイッチを左右に調整して、ピントを合わせて欲しいとのこと。だけど、中々ピントが合うポイントを探すのが難しい。正確に言えばポイントは、6段階ぐらいの調整しかないので、見つけるのは簡単だけど、そのピントがあった状態を維持するのが難しいと思った。特にグランツーリスモをプレイ中に自分はゲームをしていると顔を動かしてしまうので、少しの揺れでピントがずれて映像が少しボヤケてしまう。頭にがっちり固定されてなかったのかもしれないけど、あまり顔は動かさない方が良いのかもしれない。
3Dに関して言えば、さすが二枚のディスプレイを使っているだけあって、自然な奥行き。3Dテレビを見ていると立体的という表現よりは、数枚のレイヤーの重なりで無理矢理立体的に見えるようにしていると言った方が正しいように思える。けど、このHMZはクロストークのない真の立体感。スパイダーマン視点でビルの屋上を飛んだりするシーンがあるんだけど、鳥肌がたったw。エンジニアさんが言うには2Dの映像でも有機ELパネルで立体的に見えると言っていました。それも楽しみですw。
映像は、画素数が1280x720でフルハイビジョンじゃないから、どうなのかなと思っていたけど、かなり精細な映像。加えて有機ELなだけに、コントラストも半端ない。暗いシーンは漆黒で、明るいシーンは3Dでもしっかり明るい。テレビ画面と違って映り込みもないし。映像に関しては文句なし。
最後に、一番気になっていた、750インチ相当の画面だが、スパイダーマンの予告を見た時は正直ビミョウと思った。ソニーがうたう「まれで映画館にいるような投入感」は掴めたし、視界に入るのが映像だけで、それ以外が見えないような作りだから没頭感はたしかにある。
ただね、750インチはちょっと誇称なんじゃないかなかしらん。目の前に広がるより、自分にとっては覗きこんでる感じがした。まぁ、映画だと1.78:1のスーパーワイドだから画面が小さく見えてしまうけどね。実際、グランツーリスモでは悪くなく、それないりに大きさを感じた。
後で、エンジニアさんの話を聞くと、少し「慣れ」みたいなものが必要らしい。いきなり、目の前に大画面が広がる人と、自分のように「う〜ん」となってしまう人がいるようで、日によって流してるコンテンツが違うので、また体験しに来て欲しいと言っていました。ということで、また行きますw。
究極的には映画館が欲しい。だけど、いったいいくらで買えるのか未知なので、それはあきらめて、ホームシアター。といきたいけど、マンションだとスクリーンは何とかなっても大音量で映画を見るのは難しいわけで。何かと大画面、大音量で映画を見るのに敷居が高い日本なわけで、体験する前はかなりこの製品に期待を寄せていたけど、今は買うか買わないか微妙なところ。
とりあえず、発売まで日にちがまだまだあるので、何回も体験して決めたいと思いますw。
肯定的なレビュー、否定的なレビュー、色々あると思いますが、とりあえず、自分の目で何度か確かめて決めた方が良い製品なのは間違いないw。
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