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2012年3月30日金曜日

デレクのTheatical Friday:ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜/The Help



2011アメリカ映画
監督:テイト・タイラー
上映時間:146分
ジャンル:ヒューマン・ドラマ
第84回アカデミー賞受賞作品
助演女優賞ーオクタヴィア・スペンサー

本作は、テイト・タイラーの監督2作目。出演は、「ラブ・アゲイン」のエマ・ストーン。エマ・ストーンまじで好きw。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のヴィオラ・ディヴィス。「50/50」のブライス・ダラス・ハワード。そして、アカデミー助演女優賞に輝いたオクタヴィア・スペンサー。


さらっとあらすじ

時代は、1960年代のアメリカ。公民権運動とかが始まった時で、人種差別が当たり前の時代。主人公のユージニア(エマ・ストーン)は大学を出たてで、地元の新聞(たしかw)の家事のコラムの担当に。彼女の友達ヒリー(ブライス・ダラス)の家に招かれた時、黒人の家政婦アイビリーンが黒人専用のトイレを使わなくてはいけないことに、疑問を持ったユージニアは、黒人家政婦の心のうちを語った本を書くために、彼女らにインタビューを頼むのだったが、時代が時代だけに、下手な事をすると、リンチにあったり、車を燃やされかねない。最初は、彼女達も怯えて、インタビューには、応じないのであった。


題材が人種差別で、けっこう繊細な問題を取り上げてる。この時代の差別が当たり前だと思ってる白人の立場、差別されてる黒人、そして差別に疑問を感じている白人の3つの視点から描かれててる。見る人によって感じ方が、けっこうかわってくるんじゃないかと思う。そういう点では、日本人からしてみれば、当事者じゃないから、白人と黒人の問題を実際に感じることもなく、素直に物語として映画が見れて良いのかもしれない。
デレクがアメリカに留学したのは、アメリカ南部の方で、映画の舞台ミシシッピじゃないけど、数年前に行った時も、やっぱり大学のカフェテリアで働いてる人は、黒人で、ちょっと驚いたのを覚えてるし。

肉体的な暴力シーンがなくて良かった。まじで殴られてるシーンとかあったら、きついなとか思ったけど、警官に家政婦の一人が逮捕されるシーンが重いなと思ったぐらい。
ただ、その黒人の差別のされぐらいが、ちょっと悲しくなる。一緒のトイレ使うと病気が移るとか、黒人はみんな泥棒とか。
そして、ほんとヒリーはどんな嫌なやつなんだって感じ。演じてるブライス・ダラスが性悪女かと勘違いされるよ。それに、50/50やスパイダーマンでも、あんまり良い役じゃなかったし。
ヒリーの家政婦の息子が大学に受かったけど、お金がないから少し、貸して欲しいと言っても貸さないし、その後その家政婦が部屋を掃除してる時に、指輪を見つけて、自分の懐に入れて質にだしちゃんだけど、それでヒリーが警察に通報して、捕まっちゃうし。あれ絶対わざと指輪を落としたし。もうその事件から、ヒリーが次にどんな卑劣なことをするか、気が気じゃなかった。

思った以上に最後の方は目がうるうる。デレク的には、ユージニアの家政婦が自分の部屋のドアのユージニアとかの身長を記録してたドアの所は、まじでやられたw。

映画の中の英語

アカデミー賞取ったオクタヴィア・スペンサー演じるミニーの娘が初めて家政婦として働く日、ミニーが彼女に家政婦の心得を教えてるシーンから。

ミニー:And last thing. Come Here. Look at me. No sass-mouthing. No sass-mouthing.

sassは名詞、動詞で生意気な口答え(する)

生意気な事を言うと、やとってもらえない。
映画の最初の方に、My mama was a maid. My grandmama was a house slave.ってセリフからも黒人女性のへのひどい扱いが伺われる。

映画としても良いし、微妙に、時間の経過も、マーティン・ルーサーキングとか、ケネディーとかでわかって教育的な面もあって良作。


Derek’s Movie Review:9/10

デレクのどうでもいいけど

レビューが役に立ったなと思っていただけたら、適当に、ブログないの広告をクリックしてもらうと、めぐまれないデレクのやる気があがりますw。

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