ダークシャドウ/Dark Shadows
2012年アメリカ映画
監督:ティム・バートン
上映時間:113分
ジャンル:ホラー・コメディー
監督の主な作品は、「チャーリーとチョコレート工場」、「アリス・イン・ワンダーランド」など。出演は、ティム・バートンの映画では、おなじみのジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーター。他に、ミシェル・ファイファー。「ヒューゴの不思議な発明」のクロエ・グレース・モレッツとガリー・マクグラス、クリストファー・リーなど。
さらっとあらすじ
18世紀、バーナバス・コリンズ(デップ)家の召使いだったアンジェリークは、彼に恋をするも、バーナバスには、すでにジョセットという女性を愛していた。アンジェリークは実は魔女で、ジェラシーにかられて、バーナバスの両親を事故死に見せかけて殺し、バーナバスが愛していたジョセットにも崖から飛び降りるように呪いをかけた。彼女を追いかけて崖から飛び込んだバーナバスだったが、すでに彼にも呪いがかけられており、ヴァンパイアとなって不死の体になっていた。アンジェリークは彼を棺桶に綴じ込め、深い土の中に埋めたのだった。それから2世紀が過ぎて、偶然にもその棺桶が発見されて…みたいなw映画の冒頭は、その「さらっとあらすじ」のことなんだけど、アンジェリークが鍋かき回して、呪いをかけてる所は、いきなりティム・バートンぶりがどっとでてて、ちょっとうけたw。
まぁ、映像がちょっと青暗めで、ホラー感が少しでてる。別に血が吹き出るとかのホラーじゃないけど、お化け屋敷のみょうな肌寒さみたいな雰囲気のある映画だから、ところどころ、ちょっと怖いw。デレクにはこれぐらいがちょうどいい感じのホラーです。
映画の設定が、タイムトラベルとヴァンパイアで、そのコメディーの部分が、ほんと面白い。あのジョニー・デップ独特の演技が冴える。バーナバスが発掘されたのも現代じゃなくて20世紀って言う所も良い。今は、現代だとギャップがありすぎて、たぶんつまらない。
蘇ったバーナバスは、コリンズ家の屋敷に戻るんだけど、そこには、20世紀のコリンズ家が住んでて、それがまたおもしろい。十代の反抗的な娘キャロリン(クロエ)とか、精神科医(ヘレナ)とか。
映画を見る前は、ただのドラキュラ・コメディと思ってたんだけど、メインはラブ・ストーリー。バーナバスがコリンズ家に来る前に、ヴィクトリアという女性が10歳のデヴィッドの家庭教師で来るんだけど、その子がバーナバスが愛したジョセットにそっくり。そして、彼女を好きになってしまう。それで、彼をヴァンパイアにした、アンジェリークは魔女だから、今も魚工場の社長として生きていて、また彼女を妬んだりして。
面白い効果だなと思ったのは、最後の魔女との決戦の時、魔女の化けの皮が陶器みたいに、顔や体が割れたり、欠けたりするところ。うまく魔女が長い間魔法で生きてきたのを表現してる。
Derek’s Movie Review: 7/10
映画の中の英語
今回は、ヴィクトリアが電車の中で手にしてた、広告。
governor:家庭教師(住み込み)
governorかgoverness(女性の家庭教師)だったかは、覚えてないけど。まぁ、今では、tutorの方が使うと思います。
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