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2012年5月15日火曜日

メランコリア/Melancholia




メランコリア/Melancholia

2011年ドイツ、スウェーデン、フランス映画
監督:ラース・フォン・トリアー
上映時間:136分

監督は、デンマークの映画監督で、主な作品は、「奇跡の海」、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。出演は、「スパイダーマン」、「マリー・アントワネット」のキルスティン・ダンスト(どうでもいいけど、デレクの好きな女優w)。ドラマ「24」のキーファー・サザーランドなど。

さらっとあさすじ

惑星メランコリアが地球に衝突するまでを描いています。映画は二部制になっていて、パート1は妹ジャスティーン(キルスティン・ダンスと)で彼女の結婚式、パート2は姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)でメランコリアが地球に衝突するまで間。

映画のタイトル、メランコリアの様に映画は、ホントに暗いし、見終わった後は、ホントにプチうつ病。ちょっと感受性の高い人は、一人で見ない方が良いと思いますw。子犬を撫でたいと思ったw。

映画が始まると、ジャスティーンのうつの顔のメディアムショット。映像はスローモーションで背景の空から鳥がゆっくり落ちてるシーンから、もう異変を感じる。次は、影が2つ出来てるシーンで、惑星がもう近くまで来てることが伺える。後は、惑星が接近しているせいで起こっている異常現象や、姉クレアが子供を抱え必死に逃げようとしてる。全部スローモーションで最後に、巨大な惑星メランコリアが地球に衝突するシーンでパート1ジャスティーンが始まる。

第1部は、基本的には、結婚式を通して、ジャスティーンの心の病気や、姉クレア、家族のことを、描写していて、惑星メランコリアはメインではない。

第1部、第2部で、カメラワークは、ドキュメンタリー/リアリティ番組風。一回も2人が話す時に使われる、しゃべってる人の顔を交互に映す手法は使われていない。カメラも常に微妙に動いてるし。リアリティが増しておもしろい。

パート2、クレアでは、メランコリアが地球に接近してきていて、フォーカスはクレア。クレアの夫は、アマチュア天文学者で、惑星は地球を通り過ぎるとクレアに言うも、インターネットには、地球と衝突するというデータを見て、怯える。パート2の始めで、ジャスティーンは、かなり鬱でクレアの所で療養するんだけど、メランコリアが近づくにつれて、回復していく。

何か、映画の冒頭のスローモーションのシーンと惑星が地球にぶつかるシーンを最初に見せたのはは、ちょっと頭いいw。映画の最初にもう、惑星が地球に衝突してるから、見てるこっちとしては、もう望みはないよね。パート2が始まって、すぐに惑星がかなり地球に接近して、やばいと思うんだけど、いったん過ぎさる。それで、もしかして、助かるんじゃないかと、みんな思うはずだけど、冒頭のシーンのせいで、逃れられない運命なのは、わかってる。
第2部の登場人物は、ジャスティーン、クレア、クレアの夫の天文学者、そしてクレアと夫の息子。ジャスティーンは、なぜか自分の本能から惑星がぶつかる事をわかっている。だから、すごく落着いてる。クレアは、死の恐怖に怯え、夫は、ぶつからないと自信を持っていてるけど、過ぎ去った後にある行動をとるし、息子は、魔法の洞窟で助かると思っている。何か人間の感情を激しく表現しててすごい。

ちなみに、キルスティン・ダンストとシャルロット・ゲンズブールの演技はすごい。キルスティンは、ホント病気なんじゃないかと心配しちゃし、全裸のシーンとかもあって、体はってるw。

Derek’s Movie Review:8/10(ただし、鬱になるのは必至。愛する人と見て下さいw。)

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