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2011年4月24日日曜日

The King's Speech/英国王のスピーチ




Derek's Movie Review: 8/10


イギリス2011年公開。監督はトム・フーパー。主演はキング・ジョージ役のラブアクチュアリーのコリン・ファース。穏やかで少しとぼけた感じの雰囲気が好きな役者さん。でも、この映画の中では短気な役を演じています。他にハリーポッター、スウィーニートッドのヘレナ・ボナム=カーターが王妃役。シャインのジェフリー・ラッシュがキングのどもりを直す役をしています。


見終わった感想はおもしろかったw。最初のシーンでまだキングになってないジョージが聴衆の前で話すシーンがあるんだけど、ジョージの視点で何百人もの人が彼を見るもので、どもりがない人で、あんな状況では話せないと思った。最初に映画の観客に彼が感じてる不安だとか、恐怖なんかを描いたことで、すんなり後の話に入っていける。歴史物で実話に基づいてる話なので、映画の背景や王室内の装飾とかもちゃんとしていて、それもこの映画のポイントだと思う。基本的にはシリアスなんだけど、ところどころコミカルに描いてるとろこもあるし、歴史は歴史なんだけど、基本的に話の焦点はキングがどもらずにスピーチできるようになるって感じなので歴史物苦手な人でも大丈夫だと思う。
この映画の良い所は、普通の人がキングに同情できる所。キングになる人なんだから、自信家で、リーダーシップを発揮しまくるみたいなイメージがあるけど、このキングはどもりもあるし、幼い時に家政婦にいじめられてたし、できれば自分がキングになることを避けたい。それでも、色々あって自分がキングにさせらて、重圧で押しつぶされそうになったりして、そういう所が共感できたりして。
コリン・ファース以外の役者さんも、あえて述べなくても素晴らしい。アカデミー賞作品賞をたった映画なので間違いないです。




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