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2011年4月23日土曜日

127時間/127 Hours





Derek's Movie Review: 7/10




2010年アメリカ公開。主演はスパイダーマンのジェームズ・フランコ。監督はスラムドック$ミリオネアと見たことないけど28日後...のダニー・ボイル。配給がフォックス・サーチライトなので、映像がインディー映画のように斬新でアーティスティックに仕上がっている。映画の序盤は俳優よりもグレートキャニオンの自然を映し出していて、とても美しい。ただ一度主人公が身動きが取れなくなると、今まで美しかった自然が非情なものへと変わる。面白いと思ったのは終始悲観的な音楽で進むかと思っていたら、愉快な音楽も流れて、またそれが自分の状況を皮肉っている。過去のフラッシュバックのシーンもいい具合に挿入。主人公の人生みたいなのも組み込まれてて、主人公に感情移入しやすくなってる。実話に基づいて作られた映画なのは知っていたので、少し安心して見てて、いつ救出されるんだろうと思ってたら、自分の腕を切るのねw ちょっとそのシーンはまともに見られなかったけど、最後にヘリが来てからエンドロールまではすごい、助かったー!っていう幸せな気持ちにさせてくれる、映像で良かった。
最後に本人とその奥さん、そして赤ちゃんが出てきた時はちょっと感動。片腕なくなってもクライミングを続けてるんだから、立派。
フィクションの最後に助かる映画とは、一線を置く、良品の映画。グロいのオッケーの人は見るべし、苦手な人も目をつぶれば大丈夫。


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