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2011年4月23日土曜日

アウェイク/Awake





Derek's Movie Review: 9/10

2007年アメリカ公開。日本未公開。監督はジョビー・ハロルド。面白かったので、彼の他の作品も見てみたかったがこの作品だけ。少し残念。主演はスターウォーズのヘイデン・クリステンセンとファンタスティック・フォーのジェシカ・アルバ。相も変わらずきれい映画の冒頭で「年間2,100万人が全身麻酔を受けほとんどの人が静かに眠りにつく。その中の3万人は不幸にも眠ることが出来ず、術中覚醒という現象に閉じ込められる。」これは体は動かないけど、意識はあって、全身麻酔をかけられているのに聞いたり感じたりしてしまうこと。そして、心臓移植が必要なヘイデン演じるクレイに起こってしまい、色々起きる話。
僕は幸いにもまだ手術をしたことも、全身麻酔もしたこともない。でも、この映画を見た後で考えるとかなり恐ろしい。手術室は外界から遮断された部屋で患者が眠ってる間に医者や看護婦が何してるかはわからない。それで、体を切ったり縫ったりしているわけだから、信頼というものが大切になってくる。クレイは医者ジャックに一度命を救われてから親しくしていて、心臓移植する医者は彼しかいないと思っいる。しかし、クレイの母親は一流の医者に移植手術させたいが、クレイはジャックに絶大な信頼を置いており、母親の言うことを聞かない。そして結局クレイはジャックに手術を頼むのだが...あまり書くとネタバレになるのでこんなところで。
僕がこの映画が9点だと思ったのは、まず映画はだいたい90分ぐらいの長さだけど、たったそれだけの時間で、ここまでのドラマを作り上げ、そして完全に映画のストーリーに入れる、ヘイデンに感情移入できる(クレイの体にメスが入る時や肋骨を広げるシーンは見てるこっちが、どうにかなるかと思った。映画館で見ていたら危なかったw。)こういった映画は少ないと思ったからだ。映画が進むにつれて話が広がっていく。でも、無理矢理意味もなく詰め込んだわけじゃなくて、クレイと恋人サム、母親、ジャック、そして幼い時に事故で死んだ父親との関係が徐々に描かれていく。そして、過去と現在そしてクレイの心境がうまく織り込まれている良作。(ただし、手術シーンは、かなりリアルなので苦手な人は心の準備を忘れずに。術中覚醒のせいで痛みを感じるので、見てるこっちが痛いです。)
1つ笑えたのは、日本人とクレイが話すシーンがあり基本英語で日本人サイドは通訳を通して話すのだが、最後にクレイが日本語で長めのセリフが笑えた。とういうか正直何を言ったのか少し分からなかった。小泉がどうとかw。もう少し日本語練習しても良かったのではないだろか、ヘイデンw

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