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2011年4月23日土曜日

SOMEWHERE/Somewhere





Derek's Movie Review: 8/10


2010年アメリカ公開。監督はソフィア・コッポラ。主演はスティーヴン・ドーフとダコタ・ファニングの妹エル・ファニンング。2人とも見たことなかったけど、エル・ファニングの方は色々有名どころに出てる。となりトトロのメイ役、バベル、ベンジャミンバトンとか、俺的に注目の映画Super 8にもでてる。ダコタよりかわいくて、独特。演技力は天才だから今後期待の子役ですね。
ストーリーはハリウッド俳優とその娘の日常のワンシーン。ストーリーがあって、ないようなドキュメンタリーのような映画だから、好みがわかれると思う。ロングショットのシーンを使ってうまくキャラクターの心境を描いている。下手にカットがたくさん入ると、主人公ジョニーの虚無感が伝わらない。映画の終わりの方でジョニー自ら、俺は空っぽな男だと言うシーンがあるけど、こういう見せ方じゃなかったら感情移入できない。さすがはソフィア・コッポラです。
ドキュメンタリーかのようなので、俳優の裏の生活みたいなのも見れる。映画の最初はポールダンサーが部屋で踊ってるシーンから始まるし、特殊メイクの型を作るためにジョニーの頭に何か塗りたくるシーンとか(このシーンは何故か爆笑で笑いをこらえるのが必死だった。)裏と表とまでは言わないけど、色々見れる。
ジョニーには娘のクリオがいるけど、離婚してるから、一緒に生活はしてなくて、たまに娘が遊びにくる。アメリカでは珍しくないし、ハリウッド俳優だとなおさら多いのかもしれない。そういった状況におかれて娘の気持ちとか、ジョニーの空しさとか最後にどっとでてくる。
最初に書いたように、ストーリーはあってないようなものだし、最後もよくわからなかったけど、良い映画だったと思う。



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