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2011年6月30日木曜日

スタンド・バイ・ミー/Stand by Me


1986年アメリカ公開。監督はロブ・ライナー。古い作品は観た事ないけど、最高の人生の見つけ方はあります。主人公4人の男の子の一人ゴーディ役の人は最近見た、ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則(こういう無駄に長い邦題にはいらいらする。バカなんですか。)に出てて驚いた。25年経つと誰かわからなくなるw。他に24のキーファー・サザーランド。ジョン・キューザックが出演してます。25年前の映画なのでさすがに2人とも若い。金色のの髪をなびかせてるキーファー。今はブロンドかどうかもわかならいぐらいになっちゃってw。


Derek’s Movie Review: 9/10

最初に少し脱線だけど、やっぱり子役で売れると色々と大変ですね。クリス役のリバー・フェニックスも薬物多量接種で23歳で死んでるし、ホームアローンの子も色々あったし、かなり好きだったブリタニー・マーフィーも9歳から子役として活躍してて、当時に海外のニュースだと過労とか、いろいろあったみたい。別に何もハリウッドのこと知らないけど、色々とスクリーンでは分からない事が裏では起きてるんだなと少し思ってしまった。

前回、スーパーエイトを観て思った映画がこのスタンド・バイ・ミー。多分子供が主役だからだと思うけど、よくよく考えてみると、ちゃんと観た事ないことに気づき、やっぱり古い映画って何かきっかけがないと観ないので、良い機会と思って。最初の方はこれどうかな?って思ったけど、さすが不屈の名作。25年たった今も色あせる事のない名作でした。やっぱり原作がスティーブン・キングっていうのが大きいと思う。ホラー系じゃないやつは、基本的に良作だからね。ショーシャンクとかグリーンマイルとか。シークレット・ウィンドウは良かったと思うけど。
ストーリーは4人の中の一人、ゴーディの回想というか、小説を語る感じの形式を取ってる。ただ子供4人が死体を見つけに行く事がメインの話だと思っていたけど、もっと深いものが描かれてる。自分的にはゴーディの事故で死んだ兄との葛藤が一番ぐっときた。兄デニーはアメフトのスター選手で、親からの期待も大きかった一方で、弟ゴーディは物書きが好きで、やっぱりアメリカで一番人気なスポーツで男はアメフトみたいな考えがやっぱりあるから、父親はゴーディのことは二の次みたいな。それでの兄の死。両親の悲しみも大きく、ゴーディが自分が代わりに死ねば良かったのにとか思うってしまう。自分も兄弟いて、別にこんなあからさまに比べられた事ないけど、やっぱり少しそういうのあると思う。(ちなみに俺が一番マダオですw。)だから、ほんと最後の死体を見つけた時にシーンは目がうるうるしてしまった。まぁ、それだけじゃなくて、ゴーディの親友クリスの葛藤とかものちのちでてくるし。テディのお父さんがめっちゃ言われてたシーンはテディが少し可哀想になる。

4人のキャラクターの中でお気に入りというか、笑わせてくれたのはやっぱりバーン。良いキャラw。テディも個性的というか、ずっと誰かに似てるなと思っていて今分かったけど、ピクサー映画のカールおじさんと空飛ぶ家(原題がUpだから、あれは単純にアップで良かったと思う。長いし、何か絵本みたいなタイトルになってるよ。)のカールおじさんに似てるw。話が少しそれるけど、スーパーエイトの一人がシャイア・ラブーフに似てると思ったのは俺だけでしょうか。

それにしても、25年前の映画だから何もかも古い。配給会社のコロンビア映画もまだソニーに買収される前。橋の上で後ろか列車が迫ってくるシーンも合成まるだしだったし。あれはあれで良いんだけど。電子機器が最後のシーンとラジオを除いて一回も出てきてない事が少し新鮮だった。

それにしても25年前だから良かったのか、12歳の子供があんなタバコ吸ってる映像とか大丈夫なのかしらんとか思ってしまった。それにかなり悪態つくね。fuckは言わないにしろ、damnとか。それにdouche bagとかretardedとかは最近の言葉と思ってたけど、昔から使われてたのね。確かじゃないけど、前にスパイダーマンのメイキングで誰かがshitって言ったら、shitって言っちゃだめなんだった、とか言うぐらいだから厳しい所もあることを思い出した。(まぁスパイダーマンは子供も観るからねw。)

どうでも良いけど、ヒルのシーンは単純にゾッとしたw。俺だったらヒルが体のどこについてても失神すると思うw。

映画の中の英語

今回は、ゴーディがコイントスで負けて、食べ物を買いに行かされる時に、友達の母親の悪口を言い合っている所の大人ゴーディのセリフ。

Finding new and preferably disgusting ways to degrade a friend's mother was always held in high regard.

hold a person in high regard: 人を尊敬する
disgusting(キモい)degrade(侮辱する)でこの前のセリフで、自分のゲボをお前の母親がなめるんだよって言ってるので、友達の母親に対して気持ち悪い言い方を見つけることが尊敬されることだった。何か変な日本語だけど、意味は伝わったと思います。
デレクは友達のアーサーを基本的には尊敬してるのでI hold Arthur in high regardって感じで使えますね。high じゃなくて逆にlowだと軽蔑で使えます。

これはどうでもいいけど、もう1つ。監督ロブ・ライナーの映画の最高の人生の見つけ方の原題はThe Bucket List 、そしてbucket listはいわゆる棺桶リスト。
でもなんで英語はBucket(バケツ)? kick the bucketとイディオムから来てるみたいです。kick the bucketで死ぬという意味。なんでバケツ蹴って死ぬかというと、絞首刑の時とかバケツ上に立たせて…らしいw。まぁ一説だけどね。

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