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2011年6月10日金曜日

ザ・ロード/The Road

ジャンル:ホラー
世の中が崩壊した後を生きる父と子の話。

2009年アメリカ公開。監督はジョン・ヒルコート。オーストラリアの人ですね。父親役にヴィゴ・モーテセン。ロードオブザリングのアラゴルン役ですね。息子役にコディ・スミット=マクフィー。母親役はシャーリーズ・セロン。

Derek's Movie Review: 6/10

たぶんジャンルはホラーじゃないと思うけど、最初の1時間はホラー以外の何ものでもないので、ジャンルはホラーにした。グロい表現が苦手な人は要注意。

たぶんジャンルはホラーじゃないと思うけど、最初の1時間はホラー以外の何ものでもないので、ジャンルはホラーにした。グロい表現が苦手な人は要注意。

どうして世界が荒廃したかについては全然語られないけど、とりあえず文明もなくなって、外は一日中薄暗く、植物も動物も何も生きられない世界。望みを無くせば自ら命を絶つしかない。食べるものもないのから、他の人間を狩る者も。最大の恐怖は自分以外の人間。そんな世界に生き残るために南へ進む親子の話。

前半はこの世界がどんなものか、ヴィゴ(名前がでてこないので、役者さんの名前で)が人間が一番恐ろしいって言うけど、それが何故かを描いてる。それがホントに恐ろしいことになってて。最初のイベントはまだキモいだけだから、画面を手で隠せば良いんだけど(グロテスクなシーンの時よくやりますw。)次のイベントは、本当に心が痛むというか、見ていられない。見るの止めようかと思ったぐらいに、人間の醜さが表れてる。もちろんフィクションなのはわかってるけど、もし現実にこんな風に世界が崩壊したら、間違いないく今見てる事が起こるんだと思う事が悲しいね。ただそういうダークなシーンがずっと続かないから点は良い。あの調子で続いてたら精神がもたないw。

ところどころ、ヴィゴの奥さんとの幸せの日々の挿入は良い。現実の世界とのギャップが生まれるし、ヴィゴの死が近い事も暗示してる気がする。

基本的にずっとダークな感じで話が進むんで、父親はこの世界を生き抜くには、どうすれば良いのかをわかってる。他の人を信じるべきじゃないとか、自分の事を第一に考えなくてはいけないとか(この親子が人を食べるって意味じゃなく)でも、子供はまだお腹を空かした人には食べ物をあげたいとか、許して上げるとか、そういう良心というか優しさを無くしてない。それがこの映画と見てる人とを繋げてくれる。

こういうアポカリプス的な映画は最後にきっちり終わるってことは多くないと思うし、この映画もまたしかりなんだけど、映画の結末は良かったと思う。希望みたいなものを見せてもらいました。

見終わって思うと前半は必要な表現だったのかもしれない。それでもやっぱり、グロテスクなシーンは無理なので、レートは低くしました。あんまり抵抗がない人にはお勧めで、自分みたいにホラーとかが苦手な人は途中で目をつぶるとか、消音にするとかして見たら良いと思います。(二つ目のイベントの所は怖すぎて消音で見てたw。)でも一人で見ない方がいいかとw。

映画の中の英語


今回は英語自体に集中できる状態じゃなかったので1つ。

最後にコディ(息子)が一人の男に会います。その男は自分は悪者じゃないと言うが、コディがどうやって悪者じゃないとわかるかと聞き、その男の答えが

...You”ll just have to take a shot.

take a shot:やってみる、試す
take a shot at translating this これを訳してみる
他にも、give it a shot/tryも同じ感じですね。

良い例が思いつかないけど、納豆を食わず嫌いしてる人がいたら ”Give it a shot.”って言ってあげましょうw。


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