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2011年11月3日木曜日

ミッション:8ミニッツ/Source Code


2011年アメリカ公開
監督:ダンカン・ジョーンズ
上映時間:93分

監督の主な作品は月に囚われた男。主人公のコルターを演じるのはジェイク・ギレンホール。ドニー・ダーコ、ブロークバック・マウンテン、最近ではプリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂に出演してるけど、個人的にはゾディアックが好きです。ヒロイン(?)クリスティーナ役はミシェル・モナハン。イーグル・アイのイメージかしかないけど、結構色々な映画に出てる。ボーン・スプレマシーM:i:IIIデュー・デートSOMEWHERER(絶対出てないと思うw)他にもマイレージ、マイライフのヴェラ・ファーミガも。

あらすじ〜

    この映画あらすじを聞いた時は、ヴァンテージ・ポイントと同じで、同じ場面をひたすら繰り返すのかと思って、見るかどうか迷ったけど、ダンカン・ジョーンズの月に囚われた男が良かったから、この映画を見ることに。実際は予想を良い意味で裏切る良作だった。

    まず、ストーリーが良い。主人公コルターの視点から物語が進む。最初に軍の施設から始まって、爆弾をテロの犯人を見つけるために乗客のショーンの意識にコルターを送り込もうって感じじゃなくて、コルターは何も知らずに電車の中で目覚めて物語が進み、事件の事を以外も色々と明らかいになって、ミステリーな面もあるからおもしろい。そして、憑衣(?)された男ショーンと一緒にいたミシェルのことをコルターが好意を抱くようになるのも面白い。コルター以外の人物からしてみると一回の出来事だが、彼は何度も8分間の時間を一緒に生きている訳だから、恋愛まではいかないけど、そういった要素もなかなかプラス。後半はドラマの要素が強くなっていって最後の方はけっこう感動。

    うまいなと思ったのが、どうやって観客に8分間の終わりを告げるか。もちろん爆発すれば8分経ったってことだけ、爆発のちょっと前に反対車線の列車が過ぎ去るから、あっもう時間がないって観客に無意識に教えることができる。

爆発シーンが過激で度迫力!

    最初の爆発のシーンは結構インパクトのあるものだった。大きな爆発がドーンって一発起こって終わりじゃなくて、爆発が起こって爆風と炎が列車を駆け抜ける、とても躍動感があって好きです。転送する時のVFXもカッコいいし、全体的に良かったけど、コルターが走ってる列車から飛び降りてくるくる回るのは甘かったな。あれはスタント無理だと思うし、やっぱり人のCGI(なんて言うかしらないけど)は難しいね。

    ジェイク・ギレンホールの演技も良し、ヴェラ・ファミーガも良い。月に囚われた男より重くなくて、それでいて感動と最後のツイストもあって万人にお勧めの映画。

Derek's Movie Review:9/10

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