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2011年8月18日木曜日

スーパー!/SUPER


2010年製作:アメリカ。監督はジェームズ・ガン。ドーン・オブ・ザ・デッドの脚本、スリザーとかいうキモい寄生虫/エイリアン映画の監督。主役のフランクはレイン・ウィルソン。自分的にはシットコムのThe Officeが有名だと思うけど、日本にはまだ来てないみたいですね、なんでだろう。フランクのサポート役には、エレン・ペイジ。JUNO/ジュノインセプションの女の子。全く覚えてないけど、2人はJUNO/ジュノで共演してますね。他にX-MEN: ファースト・ジェネレーションでラスボスのケヴィン・ベーコン。ロード・オブ・ザ・リングのリブ・タイラー。久しぶりに見たw。

Derek’s Movie Review: 8/10


ストーリーは簡単に言うとキック・アスとベースは同じかと思います。ヴァイオレンス度もだいたい同じ。最初のオープニングで予想できたと思うけど、見る前にペーパー・マンみたいな映画かなと思ってたから、最初は少し心の準備が出来てなかったw。

アメコミスーパーマンじゃなくて、自警団的な感じで、悪と戦う。武器はレンチw。きっかけはフランクの奥さんが彼の元を去り、ヤクの元締めの所に行ってしまったのがきっかけ。

映像はかなり過激(ヴァイオレンスという点で)で、そもそも主人公の武器がレンチな時点で激しいし、頭とかレンチで打つと血もリアルに吹き出すし、後半あたりから人が文字通り吹っ飛んだりするけど、残虐ってわけじゃなくて、ブラックユーモア。あんまり血とか見るの嫌いだけど、これはとにかく可笑しいから苦手な人も平気だと思う。人が吹き飛ぶたびに爆笑間違いない。

映像的には、おもしろい表現だと思う。主人公がアメコミのヒーローになる設定だからたまにコミック風になって、吹き出しというか、クライマックスでは「ドカーーン」とか「グサッ!」みたいなのが出てくる。ただ、自分的にはそこは、あんまり好きじゃないというか、思うに最後でホントにフランクがヒーローになったって意味でそういうコミック風にしたんだと思うけど、ちょっとリズムが悪くなったかなと思わなくもない。

あと、ツーショットで、どういう風にとってるかどうか知らないけど、手持ち風なのは良いね。全部そうした方が良いってわけじゃないけど、セットで撮ってますって感じがなくて自分的には好き。

道徳観もストーリーの重要な点。スパイダーマンとかだと(あんまり知らないけど)警察の手助けで、捕まえたりするだけで、スパイダーマン自身が犯罪者をボコボコにしたりはしない。でも、この映画のヒーロー、クリムゾンボルト(フランク)はヤクの売人とか、痴漢的な人にレンチで制裁を下すわけで、犯罪者だから良いかなって気もするけど、次第にちょっとエスカレートしていって、映画館で列の割り込みしたカップルにもレンチで頭を殴るわけ。まぁ悪と言えば悪だけど鉄の塊で頭殴られるほどのものじゃないし。そういうことをしてしまったフランクが悩んだりするシーンは現実的で良い。逆に後々仲間になるエレン・ペイジが演じる女の子リビーはちょっとモラル的に外れてる。その事がまたフランクを悩ませたりして。ちなみにリビーがヒーローなった時のテンションの高さというか、ぶっとび様は笑える。エレン・ペイジは本当に良い役者だと思う。

映画の中の英語


今回は、犯罪が起きるのをただ待っていることに飽きたリビーが友達のちょっとした過ちを犯罪者かの様にフランクに伝え、2人でその友達を懲らしめに行くが、リビーのテンションが上がりすぎて、危うくその友達を殺しかけそうになった後でのシーン。


リビー:I just got so bored behind that dumpster.
フランク:Maybe you just need to be bored sometimes.
リビー:Yeah, but you don’t see them getting bored in comic books.
フランク:That’s what happens in between the panels.

panel: (マンガの)コマ

リビーがマンガではヒーロー達が暇になるシーンはないと言うが、フランクはそれはコマとコマの間で起きてると言う。それが現実なんだと諭していますね。

今回はいつかきっと役立つ英語でしたw。
どうでもいいけど、お盆とかいろいろあってを言い訳に全然レビューをかけなかった事に反省。

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