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2012年7月27日金曜日

ダークナイト ライジング/The Dark Knight Rises




ダークナイト ライジング/The Dark Knight Rises

2012年アメリカ・イギリス映画
上映時間:164分
監督:クリストファー・ノーラン

いやぁ、ほんと待ちに待ったバットマンの3部作完結編。正直、コミックも、ティムバートンの映画も、昔のテレビドラマのやつも見た事ないけど、ダークナイトは自分の大好きな映画の1つなだけに、ライジングの期待もひときわw。

さらっとあらすじ

前作は、ジョーカーとの戦いだったけど、今回はトム・ハーディ演じるベイン。強靭な肉体を持ち、口に付けたマスクが特徴的。
それで、今回は、前作から8年後のゴッサムシティ。ハービー・デントのおかげで、街はすっかり平和になった。バットマンがハービーや他の警察官の殺害の罪を被って平和になった街に彼は不要になり、ブルースはバットマンとして街を守る必要がなくなった。そして彼は、最愛の人レイチェルを失った悲しみから、屋敷に籠る日々が続いていた。そこにベインが現れ、ブルースは再びバットマンとなりゴッサムを守るために立ち上がる。




前作ダークナイトでは、映画の始まりはジョーカーのシーンから始まり、今回も、ベインのシーンから始まるんだけど、これがまた、度迫力のシーンでw。まず飛んでる飛行機に外からハイジャックして、その飛行機にロープみたいなのをくくり付けて、飛行機を飛行機で宙ぶらりんにして無理矢理墜落させようとする。ベインと科学者はロープで救助なんだけど、あのシーンはマジでやってるかと思われるところがすごい。合成とかないかとw。ダークナイトのメイキングでノーランが言ってたけど、あんまりCGとかに頼りたくないらしいから。映画の始めのつかみはばっちり。

それにベインの声だけど、マスクのせいで拡声器みたいな音になってるのと同時に、映画館ではスピーカー全方位から音がでてるみたいで(完璧な憶測だけどw)頭ん中にベインの声が入ってくる感じで、ちょっと怖いw。けっこうナイスな演出効果。

それに、ベインは結構、冷酷で、ジョーカーもポンポン人殺してたけど、なんか非道というか、たぶん武器とか使わずに、首の骨へし折ったりして殺す所が恐怖なのかも。しかも、途中でベインとバットマンが素手で戦うシーンがあるんだけど、バットマンがボコボコされて見てられないし、ベインの強烈なパンチで激しくて鈍い音が、さらにあおるよねw。もう心の中で「もうやめてーー!」と叫んでたw。

てか、ちょっとずれるけど、前作もそうで、いっさい血が吹き出たり、ほんとに首が180度回転しちゃう描写がないのは、ホント感謝w。ただ驚くシーンがないってわけじゃないから、映画中に何回も体を飛び上がらせて、右隣の人の邪魔をしていたのは言うまでもないw。

それにしても、キャストがクリストファー・ノーラン・ファミリーが多数出演してて、笑っちゃうしw。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは好きだから大歓迎だけどw。しかも彼に関しては、最後にバットマンファンを喜ばせる、にくい演出もあるしw。


少し批判になるけど、撮影の舞台がマンハッタンに移ったのは、どうかと思う。俺的には、前作のシカゴの方がゴッサムシティーぽかったのに。そこは変えてほしくなかった。というか、実際はゴッサムシティーはニューヨークを意識して設定されてるらしいから、こっちの方がオリジナルに忠実と言えば忠実。なら、最初にシカゴで撮るなって話だけど。
これは、デレクだけだと思うけど、他の街の存在を意識させてほしくなかった。一応、架空の都市なわけで、ゴッサムシティーだけで、というかアメリカ大統領のやつはいらなかったな。字幕では出てなかったけど、誰かがクリーブランド(オハイオ州)に行ったってセリフもあったし。

そして、本作はダークナイト ライジングってタイトルだけど、どちらかと言うと一作目のバットマン ビギンズの続編って感じが強い。だから、おさらいのために前作を見るつもりなら1、2と見ておいた方が良いかもしれない。デレクは2しか観てなくてちょっと後悔。逆に、ライジングが初めて、っていうのだけは、やってはいけない。何がなんだかわからなくなること必至。

それに、比較したくないけど、3部作通して見るとやっぱりダークナイトは別格。ライジングも、もちろん傑作だけど、悪く言えば、ビギンズの繰り返し。新たなジョーカー的な話かと期待してて、ちょっとがっかり。まぁ、とか何とか言いながらも、何回も感動で鳥肌たった。敗れても、また立ち上がるブルース・ウェイン/バットマンの姿は、カッコいいし、ゴッサムを守るのはゴッサム市民!みたいな一致団結には何か奮い立たされるものはあった。それで、最後は目がウルウルだしw。

これで伝説は終わったとしても、バットマンの意思というか、マスクをかぶれば誰でもヒーローになれるんだ、みたいなのは、受け継がれていくみたいだし。
あと、本当に最後は、はっきりしてもらって良かった。もうインセプションの最後みたいな終わりかたされたら、どうしようかと思ったけどw。

ほんとぜひぜひ劇場にできればIMAXに足を運んで観てもらいたい。次は、映画の日の1,000円デーの時に、もう一回観に行こうかなw。

Derek’s Movie Review: 9/10

デレクのどうでもいいけど

最初の、DCコミックのロゴが変わってたw。

あと、アメリカのコロラド州で起きた映画館での銃乱射ってこの映画のオープニングナイトだったのね。ほんと悲劇。残念です。

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