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2013年1月8日火曜日

ニュース:末期症状のスタートレックファンが『イントゥ・ダークネス』のプライベート試写

The Verge』の記事に「末期症状のファンが亡くなる前に『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のプライベート試写(Terminal ill fan received a private screening of 'Star Trek into Darkness' before passing away)」というものがあったので紹介。

 大の映画ファンのダニエル・クラフトさんは、末期の肝臓がんだと診断されていました。(アメリカでは『ホビット 思いがけない冒険』のIMAX上映では本作の前にイントゥ・ダークネスの9分間のプレビューが上映されている)病弱しているクラフトさんには、見に行く事ができず、落胆していました。そこで彼の友達がレディット(ソーシャルニュースサイト)にこのことを載せ、クラフトさんにその9分間のプレビューか願わくば全編を見せてあげたいと書きました

 すると、クラフトの奥さんのものとに電話が。それは監督のJ.J.エイブラムスとプロデューサーのデイモン・リンデルフからでした。後に映画プロデューサーの一人が映画のラフカットが入ったDVDを持ってきて、クラフトさんは秘密保守契約にサインし映画を鑑賞。彼の最後の願いは叶ったのです。クラフトさんの話を載せた友だちのヘンドリックスさんは、追記に「その映画は、映画本来の役目を果たしてくれた。友達が抱えていた問題を2時間ほど忘れさせてくれたのだから。」映画を見終えたクラフトさんは、ベッドに戻り、その数日後、妻と兄弟に見守れて亡くなったそうです。

 まさか監督本人から電話があるとは、夢にも思ってなかったでしょう。J.J.エイブラムスにあまりいいイメージを持ってなかったんだけど(勝手なイメージか)、彼はすごい。話題性とか抜きで、まだ完成前の映画をファンのために見せてあげるなんて、なかなかないよ。
 もし自分が今末期ガンなら、ホビット3部作か、マイティー・ソー2が死ぬ前に見たいです。

映画の予告はこちら

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